知的障害者の楽団「ラブバンド」の演奏会が九日、滑川市常盤町のショッピングセンターエールであり、障害者と健常者がともに音を奏でて盛り上がった。
ラブバンドは、ダウン症の子を持つ親たちが中心となって一九九五年に結成。県内の知的障害者と健常者のメンバーが国内外で公演し、三月には韓国・平昌パラリンピックの関連イベントに出演した。
ステージでは、二十二人がギターやキーボード、ドラムなどを演奏。オリジナルソング「夢に向かって」や「涙そうそう」など十曲を披露した。楽しげな演奏に買い物客らも足を止め、会場は一体となっていた。
歌の指導をする広野美代子さんは「みんな普段からの練習の成果がすごく出ていた。新しい曲に挑戦して、どんどんレパートリーを増やしていきたい」と話していた。
演奏を披露するラブバンド
2018年12月11日 中日新聞
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