ダンスを通じて障害者を応援する兵庫県加西市の市民団体「ドゥーイット」が21日午後5~8時、同市北条町横尾のレストラン「えぇもん王国」で、芸術文化と障害者の可能性について考えるイベントを開く。関係者らが語り合うフォーラムのほか、障害者ダンサーらによるステージや交流会も。同団体は「医師や一般の人たちも参加してほしい」と呼び掛ける。(森 信弘)
障害の枠を超えたネットワークづくりや、学校を卒業してからの障害者の余暇活動の充実を目指して企画した。
フォーラムでは、障害者のDJや福祉施設職員、障害者支援に取り組むダンサーらが参加し、障害者が余暇活動に取り組む意義などについて話し合う。
ダンスステージには、聴覚障害者の男性3人による「サウンドマエストロ」▽知的障害者のダンサー、ソーマさん▽三木市吉川地域を拠点に、特別支援学校生ら4人でつくる「クレイジー・ジェイ・クルー」-などが出演する。三木特別支援学校の男子生徒(13)は「僕たちのダンスは元気やパワーをもらえるとよく言われる。一人一人、個性があるので楽しんでほしい」と話す。
フォーラムのみ参加はドリンク代500円。全て参加は食事込み千円(障害者は500円)。申し込み不要。
ポーズをとる「クレイジー・ジェイ・クルー」のメンバー
2018/7/19 神戸新聞NEXT