ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

大阪市で入院介護制度開始

2008年11月15日 00時23分52秒 | 障害者の自立
 大阪市でも入院時の介護制度が10月1日より開始されました。1日7000円(4時間を越える場合)で入院後14日まで。
 それ以外は、神戸市の制度と同じような意思疎通に障害がある重症心身障害児者むけの制度です。コミュニケーション支援の国庫補助を使っており、予算は200万円。

対象者は、次のいずれにも該当する者
(1)大阪市在住の障害者・障害児
(2) 区分6で、居宅介護、重度訪問介護、重度障害者等包括支援の利用者
(3) 障害程度区分認定時の認定調査項目のうち、
  「6-3-ア 意思の伝達」、
  「6-3-イ 本人独自の表現方法を用いた意思表示」、
  「6-4-ア 介護者への指示への反応」、
  「6-4-イ 言葉以外のコミュニケーション手段を用いた説明の理解」
  のいずれもが「できる」以外と認定されている者
(4) 介護者がいない者又はこれに準じる者

 神戸と同様に、入院した障害者に付き添い、コミュニケーションの支援を行うことが目的で、身体介護は行えないことになっています。
 この制度は、先にできた悪い見本の神戸の制度をコピーしたもので、コミュニケーションの支援の意味を非常に狭く捉えています。各地で交渉して入院介護の制度を作る場合は、この制度を地元自治体に真似させないような交渉が必要です。


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