兵庫県西宮市のNPO法人「聴覚障害者自立生活センター」事務局長の有井良枝さんら11人が31日、テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(USJ、大阪市)を訪れ、アトラクションに字幕を付けるよう求める5294人分の署名を提出した。
有井さんらは、劇場やアトラクションではセリフや同乗スタッフの言葉などの音声情報が得られないため、スマートフォンの画面などに文字が表示される字幕モニターの導入を求めている。しかし、直接交渉は実現せず、要望書を提出しても回答はなかった。この日もUSJ側と面談はできなかった。有井さんは「本当は署名活動もしたくなかったが、交渉さえ実現せず、やむを得なかった。自分たちにできることはこれが限界」として、いったん活動を打ち切る。
一方、USJ広報室は「要望について社内で検討したい」としている。
毎日新聞 2013年09月01日 地方版
有井さんらは、劇場やアトラクションではセリフや同乗スタッフの言葉などの音声情報が得られないため、スマートフォンの画面などに文字が表示される字幕モニターの導入を求めている。しかし、直接交渉は実現せず、要望書を提出しても回答はなかった。この日もUSJ側と面談はできなかった。有井さんは「本当は署名活動もしたくなかったが、交渉さえ実現せず、やむを得なかった。自分たちにできることはこれが限界」として、いったん活動を打ち切る。
一方、USJ広報室は「要望について社内で検討したい」としている。
毎日新聞 2013年09月01日 地方版