1時間8万円
障害者施設を襲い、戦後最悪の大量殺人に及んだ植松聖容疑者(26歳)。彼が犯行の直前まで大麻を吸いながら、デリヘル嬢を呼ぶという「蛮行」に及んでいたことが『週刊現代』の取材でわかった――。
「彼女は日本一高級なデリヘルにいるんですが、あの事件の日、ネットの情報などを見て愕然としたそうです。ほんの数時間前に相手をした客が、45人もの人を殺傷したんだから当然ですよね」
こう語るのは、相模原殺傷事件を起こした植松容疑者が凶行直前に褥(しとね)をともにしたA子さんの知人だ。
現役アイドルやレースクイーンが在籍し、六か国語に対応して一晩数百万円も使う海外のVIP顧客をもつデリヘル『F』。政財界の要人や芸能・スポーツ選手もご用達の、まさに最高級デリヘルだ。その『F』に在籍するA子さんは、7月25日の深夜、新宿のアジアンリゾート風高級ラブホテルに「出勤」して、植松容疑者を接客した。
これまで判明した植松容疑者の犯行までの行動は、7月25日に凶器を購入後、知人女性と焼き肉店で食事し、その女性と別れてホテル滞在後、翌26日午前2時ごろに犯行現場に侵入。このホテル滞在とはラブホテルであり、その目的は風俗嬢を呼ぶことだったのだ。
このホテルの関係者によれば、植松容疑者は22時ごろにホテル入室。2万円を超える部屋を押さえ、その約1時間後に「切れ長の目をした銀座のホステス風の、服の上からでもわかるほどの巨乳美女」(ホテル関係者)が入っていったという。
前出のA子さんの知人が言う。
「このデリヘルにはファーストクラス、ビジネスクラス、プレミアムエコノミーの3コースがあるのですが、植松が選んだのはプレミアムエコノミー。それでも1時間で8万円です。A子は部屋に入るなり、何か甘い臭いがして、後で植松が大麻をやっていたと報道で知り、やっぱりと思ったそうです。『(有名情報サイトの)デリヘルタウンを見た。思い出にしたい』と言っていたそうです。ちゃんと本名の『植松』名で予約したらしいですよ」
「俺はヒトラーになる」
さらにこの知人が続ける
1時間のプレイ時間なのに、30分くらいは『俺はこれから世界を変えるために行動するから』『俺は世界平和のために生きているんだ』『ヒトラーになる』などと喚いていて、A子が『そろそろ時間なので……』と促すと、ようやく始めたそうです。そこでA子がシャワーを浴び、出てくると、また甘い臭いと煙がきつくなった。
で、プレイが始まると首を絞められたり尻を叩かれたりしながら『世界を変える、世界を変える』って何度も繰り返していたそうで…。ただのSっ気のある客にしては性質が悪いと、さすがにA子も気味が悪かったと話してました。
後でA子がこの客が植松だと気付いのは、上半身全体に彫られていた刺青のため。あと、部屋ではネットなどで流れた黒スーツに赤ネクタイ姿の『キメ姿』にわざわざ着替えていたので、それもあって植松に間違いないと確信したそうです。ホテルの部屋には黒いボストンバッグが置いてあって、その中に凶器のナイフが入ってたと思うとゾッとすると、A子はショックでしばらく仕事も休んだみたいです」
『週刊現代』8月19日発売号でも植松容疑者の事件前夜の様子が報じられているが、そのまさに2時間後、戦後最悪の大量殺人に及んだ。犯した罪の背後にある下劣な人間性が浮かび上がる――。
2016年08月19日(金)
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