障害の有無を超えて歌や演奏を楽しむチャリティーイベントが22日、松前町筒井の松前総合文化センターであり、子どもからお年寄りまで約300人が触れ合った。
障害者の外出する楽しさを増やしたいと、21年前から車いすで生活する同町昌農内の長井牧子さん(56)と夫の博明さん(54)が結婚した2005年から仲間の協力で開催。今回も新たなボランティアが運営に加わるなど支援の輪が広がっているという。
ステージでは、和太鼓やシンセサイザーによるヒーリング音楽、子ども向けの歌などが次々と披露された。長井さん夫妻は「マッキー&ヒロ」として、軽妙なトークを交えながらマンドリン演奏に合わせて昭和の名曲や人気歌謡曲などを歌った。
牧子さんは「子どもたちの楽しんでいる様子が伝わってきてすごく良かった」と笑顔。博明さんは「一緒に楽しみながら障害者のことを知ってもらえるよう、もっといろいろな人に来てもらいたい」と話した。
マンドリン演奏に合わせて歌声を披露する長井さん夫妻(右)ら ステージでは、和太鼓やシンセサイザーによるヒーリング音楽、
2019年6月25日(火)(愛媛新聞)