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ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者いきいき働く場

2012年05月22日 00時56分42秒 | 障害者の自立
 松江市朝日町のJR松江駅近くの高架下に21日、仏料理店「ビストロ庵(あん)タンドール」が開店する。障害者が働く場の可能性を広げるため社会福祉法人「ふらっと」(石橋町)が、本格的な飲食店経営に挑戦する。

◆松江駅近く あす開店/仏料理店◆

 店は約130平方メートルでカウンターとテーブル合わせて55席。法人理事で車いすのおかみ、中川真弓さん(49)をはじめ、身体・知的障害者2人が接客、調理師免許を持つ知的障害者1人が調理場を担当する。
 料理長は鳥取県米子市のホテルなどで15年の料理経験がある山根晃一さん(32)で、「鳥取産白ネギのキッシュ」「大山産豚バラ肉の地ビール煮」など山陰の食材を生かした料理を提供する。酒は地ビールの樽(たる)生と地酒などが中心だ。


開店前のお披露目会で指示を出す、おかみの中川真弓さん(左)=いずれも松江市朝日町

 きっかけは昨年10月、隠岐に帰省する中川さんが、同じ船に乗り合わせた松江市で居酒屋を営む知人の福島将美さん(37)に相談したことだった。「食事の介助が必要な障害者が、気兼ねなく外食できる店がほしい」(中川さん)、「運営は手伝うから作っちゃえば」(福島さん)。

 店は元居酒屋で、自動ドアを付け、調理場の通路を車いすに合わせて広めにした。カウンター席の床も15センチ底上げし、車いす客が使いやすい高さに改装した。

 接客をする土江一弘さん(30)は、生後11カ月の時のくも膜下出血の後遺症で左半身が不自由だが「皿や飲み物を運ぶ際に不安定だが早く慣れたい。精いっぱいやって、みんなに好かれる店にしたい」。中川さんも「居心地のよい空間にするために楽しんで仕事をしたい」と意気込んでいる。

 営業は午前11時から午後11時(今月は無休、6月から水曜定休)で、昼はパンとサラダが食べ放題のランチ(980円)を提供する。問い合わせは店(0852・67・5550)へ。


ビストロ庵タンドールの外観

朝日新聞 - 2012年05月20日


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