発達障害者と家族らを支援するため、明石市が四月、同市二見町東二見に「発達支援センター」を開設することになり、市は六日、兵庫教育大(加東市)と運営時の連携協力に関する協定を結んだ。同センターは、福祉と教育の関係者が連携し、幼児から成人までそれぞれの成長段階に応じた支援を展開する予定。明石市によると、同様の施設を自治体が独自に設置するのは県内初という。 同センターは、四月にオープンする保健福祉施設「ふれあいプラザあかし西」内にできる。ケースワーカーや保健師、市教委の指導主事らが常駐し、発達障害のある本人や家族、学校園の関係者らの相談に対応。就学前の子どもとの接し方から、学齢期の教育現場のサポート方法、成人後の就労支援まで各段階で支えるとしている。 兵教大との連携は、発達障害などについて専門知識を持つ同大の教員や大学院生らが週に数回訪問。個別相談への対応や、センター職員への助言のほか、明石市内の学校園への巡回相談などを行う。 明石市役所で行われた調印式には、北口寛人市長や梶田叡一・兵教大学長らが出席。北口市長は「幼少期から成人後まで切れ目ない支援を求める声は、多く寄せられていた。大学と連携して期待に応えられる施設を目指す」と述べた。
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