ゴエモンのつぶやき

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社会保障審議会障害者部会と今後の解説

2008年11月13日 00時46分48秒 | 障害者の自立
第36回社会保障審議会障害者部会報告
 8月6日に第36回社会保障審議会障害者部会が開催されました。
 今回は前回に引き続き関係団体からのヒアリングが行われ、主に施設・事業者関係の7団体が出席し意見提起を行いました。限られた時間の中で見直しに向けて様々な課題や意見提起がなされ、ヒアリングの後に部会の委員からの質問が寄せられました。
 前半では知的福祉協会の「障害者自立支援法と介護保険との分離を」という提起に関して、一部委員より統合問題に関する議論がありましたが、今日の部会では団体の意見を聞くことを主眼として、部会内で議論が深まりましませんでした。今後、部会の論点整理の中でこの問題をどのように取り扱うか、着目すべき点かと思います。
 後半では発達障害、障害児、グループホーム、社会資源、利用者負担、などについて委員から質問があがっていました。

第37回社会保障審議会障害者部会
 8月20日、第37回社会保障審議会障害者部会が開催されました。
 今回は施設事業者等の関係6団体と地方自治体の代表3団体からのヒアリングとそれに関わる質疑が行われました。
 関係団体からのヒアリングは今回が最後となり、次回からは論点整理に入っていくことになります。これまでの議論や団体の意見から多くの論点があがっており、とりまとめに向けての具体的な議論が行われると予想されます。

第38回社会保障審議会障害者部会
 9月10日、第38回社会保障審議会障害者部会が開催されました。
 今回はこれまでの議論、関係団体ヒアリングにおける意見をまとめた論点整理案がだされ、それについての論点の確認と後半はその論点のうち「障害児支援のあり方」についての集中議論がされました。
 障害児支援のあり方については同部会に先行するかたちで「障害児支援の見直しに関する検討会」が開催されており、7月22日には最終報告書が出されています。
 今回はこの報告書をベースに議論がすすめられ、自立支援法を関わりのある部分について、またその周辺領域について委員から意見が出されました。

各回の厚生労働省提出資料と各団体のヒアリング資料、当日の速記録等はホームページに掲載しています。


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