◇「自立した生活目標」 5年ぶり本格就労に充実感
小城市三日月町のスーパーマーケット「マックスバリュ」で、商品を一つ一つ丁寧に陳列する。少し足を引きずりながら、1日4〜5時間の勤務をこなす。「ウィルソン病」の男性(34)=佐賀市=は、約5年ぶりの本格的な就労に、充実感を味わいながら汗を流している。
� 昨年11月にハローワークの障害者向け求人枠で見つけてから「経験もあるし、スーパーの仕事に就きたい」と希望を出してきた。ただ当時、足のしびれなどがあったため、担当職員から「体を慣らしてから話を進めた方がいい」と促され
通っていた作業所で「自主トレーニング」を課した。採用条件に合わせ、休憩を挟みながら1日3〜4時間、普段は座って行う車の部品製作や梱包(こんぽう)作業を立ちながらこなした。
約1カ月後、障害者職業センターの職員らと面接へ。2週間の研修を行うという条件の下、その日に採用が決まった。
毎日新聞 2012年04月08日 地方版
小城市三日月町のスーパーマーケット「マックスバリュ」で、商品を一つ一つ丁寧に陳列する。少し足を引きずりながら、1日4〜5時間の勤務をこなす。「ウィルソン病」の男性(34)=佐賀市=は、約5年ぶりの本格的な就労に、充実感を味わいながら汗を流している。
� 昨年11月にハローワークの障害者向け求人枠で見つけてから「経験もあるし、スーパーの仕事に就きたい」と希望を出してきた。ただ当時、足のしびれなどがあったため、担当職員から「体を慣らしてから話を進めた方がいい」と促され
通っていた作業所で「自主トレーニング」を課した。採用条件に合わせ、休憩を挟みながら1日3〜4時間、普段は座って行う車の部品製作や梱包(こんぽう)作業を立ちながらこなした。
約1カ月後、障害者職業センターの職員らと面接へ。2週間の研修を行うという条件の下、その日に採用が決まった。
毎日新聞 2012年04月08日 地方版