Sinks in Alcohol

節操なくお酒に沈む、ある酒飲みの半生

十四代 純米吟醸 槽垂れ 生原酒 23BY

2012年03月01日 | 日本酒
生酒を優先的に消費しています。

【十四代(じゅうよんだい)】


純米吟醸の生原酒。
生酒ですが、「角新」マークはついていません。



酒米は何なのか書いてありません。
精米歩合50%なので、純米大吟醸を名乗れる規格です。

レビューへいきましょう。


上立ち香はうっすら甘い香りの吟醸香。
苺系の果実味ある香りです。

口に含むと、まず舌先にほんのり酸。
舌の上を浸透するように旨味が広がります。
酸に乗っかるように甘みが感じられてきます。

口の中で転がすと、酸は上顎へアタック。
舌のサイドから渋味が出てきます。
含み香は渋を伴いますが、甘みとバランスをとろうとする感じ。

後口は渋で〆。
余韻は渋を伴った甘みがそのまま透明度を増して消えていく。
鼻に抜ける香りはほんのり木香を感じさせます。


あまり【十四代】らしさを感じないバランスです。
終止、甘みと渋味が少し前面に出たような感じで、後半も伸びては来ません。

値段も若干高めなので、う~んどうだろう?って感じです。
これなら、少し前にご紹介した「角新本丸」のほうが好きかな。


アテは鶏ももの粕味噌漬け焼き。


振り返ると、2ヶ月に1度はブログに載せてました。
作り過ぎです。笑