Sinks in Alcohol

節操なくお酒に沈む、ある酒飲みの半生

十四代 角新純米 21BY

2010年03月27日 | 日本酒
遅れた分のご紹介を随時していきます!

今日はこれ。
【十四代 角新純米 21BY】


精米歩合55%の純米酒。
年末に出る「角新本丸」の純米バージョンです。

ちなみに、左上に写っている「腕」は・・・、某ブログで「M下君」と書かれている人。笑



スペックとしては、「中取り純米 無濾過生酒」となります。

じつは godanism、飲むの初めて!

これは楽しみなんですね。


瓶口からは、少し甘めの吟醸香。
渋みを伴った香りです。

杯に注いだ後の嗅ぎ香も同じ路線ですが、全体的に香りは締まった印象ですね。

口に含むと、ふわっとした旨味と、少しバナナ系の混じった含み香。
柔らかく、透明感がありますね。

転がすと、丸い当たりの酸。
甘味もありますが、かなり抑えめ。

喉を通るときの余韻は、酸と渋みを伴ったもので、ほわわ~んと口の中に残る感じ。
嫌な感じではありませんが、全体がキュッと締まったタイトな印象の中で、この後口はまずまずのインパクトです。

香り・味わい・舌触りなど、どれをとっても淡麗な印象。
過去に飲んだ【十四代】の中で、もっとも主張が少ないと感じました。

これは、単体で飲むのも良いですが、食事に合わせるのも良いように思います。