漂う夢

台風の影響で天気が悪い。　倦怠感を背負っての仕事状況も景色が悪い。
今日はさらにその上、思いがけないミスが発覚して、もうぐちゃぐちゃ。
逆切れしようにもパワーが足りないので、不完全燃焼。　
休みたい・・・。　

先週末、ジョン・エヴァレット・ミレー展を見てきました。
イタリアの巨匠ラファエロが到達した以前の表現を使い、文学と絵画の融合を試みた集団「ラファエロ前派」の画家として有名な彼ですが、人物画の美しさも抜きん出ていて、目の保養。
今回の回顧展では、スコットランドの風景画もいくつかあり、それがまた風情ある出来で、ミレーの新たな魅力が発見できました。
が、この手の催しは人出が多いので、なめるようにじっくり見ることが出来にくく、それが残念。

今回、ミレーの有名作品「オフィーリア」にならって、流れを漂う絵に挑戦したものの、なんかうまくいかず・・・。
本物は、モデルをバスタブに長時間沈めて描いた迫真の人物描写もさることながら、小川の水の透明さが印象的な作品でした。