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ガチャコのお絵かきブログ

私、ガチャコがアニメ・コミック・ドラマ・映画・音楽その他について、イラスト付きで語ります。

BLUE FLOWER

2009年02月21日 | 和歌・短歌

 ヒヤシンス 薄紫に 咲きにけり はじめて心 顫(ふる)ひそめし日
  -北原白秋 短歌抄・桐の花-

まとまった雨が降ったおかげで、先日の浅間山噴火時の火山灰で汚れていた家の屋根屋根がきれいになった~。
しかし火山灰・・・どうしてこんな遠くまで流れて来たんだかと考えてみたら、あの黄砂も大陸から飛んでくるのだから、不思議はないってことか。

2月は短いとはいえ、もう来週で終り。
あまりに早く過ぎていくので、ああしたいこうしたいが何にも出来ずに、呆然とする日々・・・・。
ヒヤシンスと言えば昔、観察用に水耕栽培したことがありましたが、根が容器からはみ出し伸びて、あまり見た目いい出来にならなかったのが、いま一つな思い出です。
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月明かり

2009年02月07日 | 和歌・短歌

 春来れば 袖の氷も 解けにけり 漏り来る月の やどるばかりに
  大僧正行尊 新古今和歌集-

 春が来て、凍りついていた涙も溶けてゆく。
 漏れてくる月の光が宿るように、悲しかった心も癒えていくようだ。

だんだんと暖かくなってきたのはいいが、花粉の影響で、時々くしゃみが続くようになった。
早めに医者に薬をもらいに行ったら、いつも2週間分しか出してくれないのに、今年は4週分くれてありがたい。
(季節がら込み合っているので、簡略化したのか。)

本格的な花粉の時期までに、天気のいい休日はお出かけしたいものだけど、相変わらず体力不足で、ダラダラから抜け出せません~。
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紅梅

2009年02月01日 | 和歌・短歌

 梅の花 なに匂ふらむ 見る人の 色をも香をも わすれぬる世に
  -大貳三位 新古今和歌集-

この花を愛した人は、ここにはいないのに、何故こうも咲き匂うのか梅の花。
(かつて仕えた中宮彰子は出家してしまったが、後に残された梅は、季節が巡るとまた見事に咲きそろう・・と歌った大貳三位は紫式部の娘で、後冷泉天皇の乳母となった歌人。)

月が変わって、生活も何も気持ちを新たに取り組みたいものですが、相変わらず仕事に先行きが見えなくて、寝ざめが悪い。 はぁぁ~。 
ぽつぽつ咲いてきた梅の花を見るにつけ、何とかなるさぁーと、気分だけでも明るく保ってゆきたいこの頃です。
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頬に雪白

2009年01月10日 | 和歌・短歌

やはらかに 積れる雪に 熱(ほ)てる頬(ほ)を 埋むるごとき 恋してみたし
  -石川 啄木 「我を愛する歌」より-

昨日は久しぶりの雨(場所によっては一部雪)で、カラカラ乾燥から脱するも、またしばらくは降らない模様。 この寒いのに天気が悪いのはこたえるが、乾きまくりは体に悪い。
火事も多くて、それが一番怖いよ~。 (>_<)

こう寒いと夜も長く起きていられないので、お絵かきにはキビシイ季節。
このブログを始めた当初よりは、各段に早く描けるようにはなったものの、体調(とくに眼)悪いと、当たり線がうまく描けなくて、完成まで何日もかかったりするです。
今日の絵も、人物の主線が気に食わなくて、手がけてからなんだかんだ4日も過ぎた・・・。
さっさと諦めて、新しく描き起こした方が早かったかも。 (T_T)
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雪の花

2009年01月06日 | 和歌・短歌

 白雪の 降りしく時は み吉野の 山した風に 花ぞちりける
  -紀貫之 古今和歌集-

 雪が降りしきっている今、吉野の山では吹き下ろす風に、
 白い花びらが舞い踊っている様だろう。

仕事が始まったと思ったら残業。 目が死にました。
人が多すぎるので、そこにいるだけでプレッシャーがかかり、体がすぐ重くなります。 
はぁ~、春が遠い・・・。 せめて、真白な冬景色にでも癒されたいものだ。
(でも雪は後が嫌。)
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年越し

2008年12月31日 | 和歌・短歌
 
 わがまたぬ 年はきぬれど 冬草の かれにし人は おとづれもせず
  -凡河内躬恒 古今和歌集-

 今更、とりたてて待つこともない年月は、あっさりとやってくるのに、
 私から離れていった人が、ふたたび訪れてくれることはない。
 かれにし→枯れにし→離れにし。 冬草は「枯れ」の枕詞。

毎年のことながら、ボロボロ状態の大晦日。 大掃除なんて無理。
もう、どーでもいいよそれ、国民の義務じゃないしー。

今年、特に9月以降が大変で、体はなんとかもったものの、思考の余裕が無くなってしまい、それがお絵かきにも響いたのが残念でした。 
(というか、テキストに至っては、愚痴しか書いてないじゃん・・・。 ←ダメじゃん。)
体力の消耗を抑える為、休みに遠出も出来なくなり、刺激が得られなくて困った。
来年はもっと遊びに行きたいな~。 (なるべくお金のかからない所に。)

その他ではやはり、XPパソコンをリカバリーしなきゃならなくなって、仕方なく、ネット用にビスタを新規購入したのが、大きい出来事かな。
機械ごときに振り回されるも不愉快ながら、依存しているのもまた事実。
来年こそは、TVをリニューアルする予定ですが、一気にデジタル化すると、デッキも換えなきゃなので、頭が痛い。

2009年は、とりあえず無事に過ごせればそれでいいです。 高望みはしません。
ただ、もうちょっと絵に進歩が加われば、言うことないんですけど。
今年、いらして下さった皆様も、よいお年をお迎え下さい。
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氷面下

2008年12月13日 | 和歌・短歌

 冬河の うへはこほれる 我なれや したになかれて 恋ひわたるらん
  -宗岳大頼(むねをかのおほより) 古今和歌集-

 表面が凍りついた冬の河の下で、水が流れていくように、
 素直になれず、冷たい態度しかとれない私は、胸の内で泣いているのだ。

一時的に11月の気温に戻ったものの、またすぐ寒さが繰り返しやってくる。
体が冷えて血行悪く、肩腰のコリ痛みが倍々に積もっていくようです。

今現在、仕事状況最悪で、いろいろ追い立てられてて、寝付きも悪い。
そんな中、職場仲間の一人が突然退社。
何か事情があるようなのだが、この時期にどうして??
突然辞めたいのはこちらも同様だが、そーゆう時はやはり、立つ鳥跡を残さずにしたいものだ、何でもかんでも。
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霜枯れ草

2008年12月07日 | 和歌・短歌

 霜がれは そことも見えぬ 草の原 たれに問わまし 秋のなごりを
  -皇太后宮大夫俊成女 新古今和歌集-

あたり一面、霜がかかり、枯れ草が白くなっている草原。
ついこの間までは鮮やかだった秋を思い出させるものが、何一つ無くなってしまっている。

イチョウの葉もほとんど落ちて、寒さもズンズンきつくなってきています。
今年こそ、冬コートを新しくしたいものだなぁ・・・。
とりあえず、耳あて(頭後部に回るヘッドフォンのような形の)は買いました。
帽子も暖かくていいんだけど、髪の毛がぐしゃぐしゃになるのがいま一つなので。
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菊に露霜

2008年11月29日 | 和歌・短歌
 
 今よりは また咲く花も なきものを いたくな置きそ 菊の上の露
  -權中納言定 新古今和歌集-

この季節、新たに咲く花は無いのだから、今ある菊の花の上に、これ以上の露や霜を降らせないで欲しいものだ。

洋服を完全冬仕様に換えようと、着ないものをしまい込む為、洗濯したりする週末。
洋服ダンスに掛けっ放しだった冬コートのクリーニング袋の中に、衣料品にたかる生きた虫がいたので仰天!
ちゃんと防虫剤入れてるのに、何で?!!
そして、タンスの中に入れてある段ボール製整理箱が、長年の酷使に耐えかねて破損・・・。
所詮、紙だし、いつかは壊れるわけだが、なんで冬のこの時期にダメになるかな~。
タンスも収納過剰なので、この機会に見直ししないといかん。 が、もうすぐ年末だ~~~。
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時雨涙

2008年11月15日 | 和歌・短歌

 言の葉の うつりし秋も 過ぎぬれば わが身時雨と 降る涙かな
  -右衞門督道具 新古今和歌集-

秋という名の季節が過ぎ、胸の中に流れる想いも、今や冷たい時雨(しぐれ)となってしまった。

やっと土曜日が来たー。
最近、ものすごく疲労しているので、休みになると心からホッとします。
しかし、ストレスが一気に解消するわけではないので、睡眠がいま一つ深くならないのが困りもの。

仕事と私事と、限界まで時間に追われてバタバタして、それでもなんとか倒れずにいられるのは運がいいのか、それとも毎月換算で相当な金額をつぎ込んでいるサプリメントのせいか・・・?
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