五月(さつき)山 卯の花月夜 ほととぎす 聞けども飽かず また鳴かむかも
-よみ人知らず 新古今和歌集-
ウツギ咲く山の月夜に、ホトトギスの声がこだまする。
何度聞いても、また鳴かないかなぁと聞き惚れてしまうのだ。
暑い~。 いきなり夏モードになってしまって、またもや衣替えが追いつかない。
ネットで初夏服を注文するつもりだったが、もう常夏トロピカル仕様にするしかな~い。
ホトトギス名の鳥は本州以北の山にいる夏鳥ですが、古典和歌に登場するのは、カッコウのことらしい。
(郭公と書いてほととぎすと読ませているので。)
私が子供だった頃には、夏場の一時期、カッコウの鳴くのを聞けましたが、今はもう無理。
雑木林や背の高い樹木がますます減っているので、無べなるかな。
それこそ観光ミシュラン三ツ星で今や大人気の高尾山にでも行けば、鳴いているかもしれない。