2月11日(水)晴れ、今回は4人連れで8時半過ぎに現地に向かいました。 現地着は10時10分過ぎでした。
行事は正午からですので、それまでの過ごし方として、町内を散策、そして軽食を摂ることで一致。
既に本町通りには13町村の神輿は運ばれていました。
正午からの行事は順調に推移しました。(マイクによる分かりやすい行事内容の、同時、説明がありました。)
13町内の神輿が「一基一基燃やされ→灰よけされる」これで一町村が完了となります。
13町村のうち、3町村の行事鑑賞完了後、家路につきました。
☆☆
13町内の神輿がすべて燃え尽きた夜には、この残り火で災難よけの餅焼きをし無病の願いをします。
燃え残りの青竹は持ち帰り、屋根の上に上げて火難除けをします。
今尾の左義長は「どんど」とも呼ばれ「火を崇め火伏せを祈願する」神事として旧正月に行われ、400年の歴史を持ち
13町内の神輿を一基一基を神社境内につりこんで燃やしていくという大掛かりなもので、岐阜県の「重要無形民俗文化
財」に指定されています。(海津市主催の写真コンテスト用チラシ抜粋)
今尾の左義長(神社内掲示板)
駐車場の関係で10時10分には到着 開始前に今尾の本町通りを散策
イベントは正午に開始 竹で作られた鼓状の神輿(高さ・周囲共約6m)。
また、当日早朝、今尾神社で神事が行われた後、御旅所の
秋葉神社の近くに左義長が各氏子の手で運ばれたもの。
神輿中央部分に挟み込まれた神札 本町通りに別の町内のものが用意されていた。
更に別の町内のものが並んでいた。 本町通りにある今尾神社
境外社 : 秋葉神社…今尾神社の御旅所
今尾神社本堂 軽食後早めに秋葉神社へ
既に入り口に運び込まれた、宮元の「万町神輿」が
1番初めに燃やされる。
中央にしめ縄、門松など燃やされた灰
[行事の準備]
神社内でイベントを行う若衆たちの参拝 開始に先立って、この道具を使って「灰よけ」を行う
恵方方面(西南西)に「灰よけ」を行うが最後に 13町内の最初の神輿を「長襦袢に白足袋姿」の
灰を竹竿の先で観光客の方へも跳ね上げる。 若衆が入り口付近から中央部に引きずり回す。
[行事]
いよいよ、最初の行事行われる。
当番町内の氏子総代が烏帽子・袴姿に身を正し、宮司の手より総代の持つ藁の束に御神火を受けて
総代が本殿から「御神火」を手に持ち「神輿」付近まで降りてきて「藁」に火付けする。
用意されて藁に「御神火」が移され、若衆が藁を手に持ち「神輿」に放たれる。
神輿は勢いよく天高く燃え上がる。
途中、神輿が倒れないように、予めくぐりつけられた
湿った縄の先を持ち、若衆が左右にに周囲を走り回り倒れるのを防ぐ。
燃え尽きた灰を次の町内の神輿のため、「灰よけ」しバトンタッチする。
最後に灰を竹竿で跳ね上げる。観光客にも風下の方には灰が飛散します。
初回である宮元の「万町神輿」の行事はこれで完了します。
2回目の始まり、用意されていた、次の町内の神輿が引きずり回され中央部に設置される。
子供用、大人用の2基が並んで設置(1町村分)
恵方方向(西南西)の残り火から若衆が火のついた藁を手に持ち、馬跳びしたあと
神輿に火付けしているところです。
神輿が倒れないように若衆が左右に縄を
巻き付けている。
2基同時に焼かれた灰ですので、「灰よけ」にもかなりの時間を要しました。
(2町村分完了)
3回目の様子、これも2基用意されていました。
雨の降る中、竹探しを行ったそうで、最初は火付が悪かったようですが
燃え始めるとすこぶる順調でした。
燃え尽きた瞬間
恵方方向(西南西)への灰寄せです。(3町村分が終了)
観客に答えて、「若衆のサービス」
最後までと思いましたが、連れもあり3回ほど鑑賞したあと家路につきました。
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