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 漫画/ハリソンさんはカノ紳士 Mr.Harrison is THE GENTLEMAN ― フランス通過編 ―(前半)

18世紀欧州が舞台の歴史ロマン。アヴィニヨンの薬屋小町クレールとハリソン&マルセル主従との運命の出会い。

いつも勝負で負ける男

2011年01月09日 16時25分31秒 | 第19話/真の才能
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* * * この物語は、基本的にはフィクションです。 * * *


 ハリソンさん、前にどこかで  パンダ君 が言っていたように、
病院で男性ホルモンを補給してもらわないといけないくらいに攻撃性が低くて、
たいていの勝負事で負けているのでした。

 だからといって、いつでも勝敗にはこだわらず、
悔しがる事も無いくらいに、
無欲で悟りができている訳でもないのでした。

 マー坊の服が18世紀フランスの軍服風に変わっていますが、
第15話のフレディ君が面白がってプレゼントしてくれた物のようです。
もしかしたらマー坊の事を、
「 トリストラム・シャンディ 」 のトリム伍長に見立てたのかもしれません。

 ブラウン商会は職場の制服も扱っているようですが、処分品か何かなのでしょうか?
当時の良家の男子使用人の制服には、軍服風のデザインもあったようです。

もし、トロイの制服の青い所が赤だったら、
俺は古代進の服をモデルにしたかと思ったぜ!



 次回の更新は1月15日 ( 土 ) ・ 16日 ( 日 ) の予定。




これまでのお話 ~ ハリソンさんとシャンディ氏編 ~

2011年01月03日 13時39分09秒 | 第19話/真の才能

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* * * この物語は、基本的にはフィクションです。 * * *



 この物語全体を一枚の布と例えるなら、
縦糸側となるのが、ハリソンさんとトリストラム・シャンディ氏との因縁話となります。
シャンディ氏、アッサリしているようでいて、
実は無念と無力感を抱えたまま、
1760年代末の英国で、
その波乱の生涯を終えたようなので ―― 。

 縦糸となると横糸側もあるのですが、
それはハリソンさんと姫君達との恋愛&失恋話となります。
でも、そちらのまとめはまた別の機会にします。

 最終的には、縦糸側と横糸側がガッツリ組み合わさり、
官能 ― じゃなくって、感動のグランド・フィナーレに向かう予定です。

 …とは言え、上手く行って今年でやっと第1部の 「 フランス通過編 」 が完結予定なんだよな~。


 次回の更新は、1月9日( 日 )の予定です。

※ 「 カストリ作家 」 の意味が不明の方は、第4話10ページに詳しく書いてあるので、
そこでお調べ下さい。
 

第19話登場人物紹介

2011年01月02日 22時24分31秒 | 第19話/真の才能

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* * * この物語は、基本的にはフィクションです。 * * *



 第14話で、ハリソンさんの元カノのアラベラさんが、
弟のイケメン・アイドル作家のユージン様に、

「 トリストラム・シャンディは妖怪 」 と叫び、

「 これ以上シンパシーを持ってはなりませぬ! 」

…みたいな事を言っていましたが ――― 。

 添文読むと、何だか本当にモノノケみたいですな…。
んでもって、ハリソンさんさえよく分からないなんて、
どういう事なんだか予想できます?

 ともかくも、今話で始めてその姿が見られる予定なんですけどね。


 明日は、「 これまでのお話 ~ ハリソンさんとシャンディ氏編 ~ 」 です。

第19話/真の才能 予告編

2011年01月01日 22時20分51秒 | 第19話/真の才能

マー坊と一緒に水切り遊び


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* * * この物語は、基本的にはフィクションです。 * * *


 
  ポン・デュ・ガールでハリソンさんは、
ユージン様に仕事を奪われ、プライベートでも不幸に襲われ、
崖っぷちで焦っていた頃の事を思い出すのでした。

 その時のハリソンさんにとって救いと思われた声をかけて来た者とは ―― 。


 明日は登場人物紹介。