一度乗ってみたかった連節バスがちょうど来ました。
夜でしたが、 降りたところでパチリ!
「共同水道}
長屋の裏の共同水道に並ぶのは子どもたちの仕事だった。
今も世界のへき地では何時間も水を汲みに歩く子どもたちがいると聞くから、
それに比べれば裏の空き地での水汲みなどは
子どもたちにとっては、遊びに近いものだったかもしれない。
戦後間もない頃で、断水はしょっちゅうだから、バケツをずらっと並べて順番を待つ。
ようやく水が出ても、チョロチョロタラタラのことが多かった。
蛇口の下にブリキのバケツを置いて貯まるまで遊んだ。
トミエちゃんという六年生の子が姉さん格で、ゴム飛びや缶けりをしたような気がする。
トミエちゃんは背の高い顔の長いよく笑うひとだった。
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