机の上

我、机の上に散らかった日々雑多な趣味(イラスト・劇画・CG・模型・HP・生活)の更新記録です。

ラドンのもうひとつの思い出

2023-06-24 03:09:56 | 映画の味方

 このブログを始める前に掲示板を2001年頃から始めておりまして、残念ながらその掲示板はサービス停止で今は存在しません。その掲示板では何人かの方と交流がありました。その中に私の絵のファンだという既得な方がいらっしゃいました。

 その方はHPやブログもやっていらっしゃって、記事の内容は普段の生活と闘病記録が記されていました。そうなんです、その方は女性で癌なのです。長い闘病生活なのでしょう、病院の方々のエピソードや御自分の闘病生活のブログなのです。

 そのブログの一節に、今日は調子がいいので西海橋に行ってきました。というのがありまして写真も掲載されていました。記事の内容はこう続きます。この橋は怪獣ラドンが壊した事でも有名で私はこの映画を観ました。とありました。

 彼女の顔も年齢も分かりませんでしたが、どうやら話しの雰囲気から自分と同世代か、その上かと思いました。結婚もしていて御主人と同伴とありましたから勝手に想像した訳です。幼少の頃に自分も観ましたとコメントしました。

 絵は残念ながら西海橋のシーンではなく九州は福岡の市街を襲撃する様を想定して描いています。先に描いた佐原健二や白川由美を後にフォトショップで合成して一枚の映画の看板にしようと思っています。    

      

      


怪獣映画

2023-06-23 02:03:37 | 映画の味方

 幼少の頃に東宝のゴジラの二作目を劇場で観たという記憶があります。中学生の頃に大映がガメラ対バルコンに代表されるガメラシリーズが放映されました。これは人気シリーズで、それ以後けっこうな数が作られています。

 ガメラは劇場でテレビでと相当数観た記憶があります。当時はプラモデルも発売されていて買って作った思い出があります。父からは嘲笑されましたが、そういう父も晩年まで工作好きで大型の模型飛行機などを自作していました。

 プラモデルのガメラはゼンマイ仕掛けで歩く代物で、動かしては一日中眺めていました。それを見て父は「よっぽどのお気に入りなんだなぁ」と笑っていました。中学生にもなって、いつまでも幼稚だなとも言いたげでした。

 しかし模型も映画も父からの影響が多分にあるように思います。事実今この歳になっても鉄道模型に手を染めたり懐かしの怪獣映画をビデオ屋から借りてきては観ています。幾つになっても好きは好きです。

 絵はラドンの続きです。このラドンは特撮映画の中では一番のお気に入りです。ミニチュア模型の空気感がたまりません。これを一個一個作ったのかと思うと裏方さんの労苦が忍ばれます。   
   


映画の看板・空の大怪獣ラドン

2023-06-22 01:30:11 | 映画の味方

 以前、描きかけのラドンの続きです。話しは変わりますが、父は先の太平洋戦争で兵隊にいった人です。陸軍の航空隊の整備兵をしていました。主に百式の整備をしていたそうです。

 ダム工事や造船所に従事して、それから樺太の飛行場に行き、終戦は関西の伊丹基地でむかえたという話しを聞いた事があります。一年程かけて郷里の北海道に辿り着いた時には自分の位牌があったそうです。

 そういう苦労の先人達にしてみれば戦後の映画は娯楽の殿堂であった事には間違いないでしょう。どんな田舎にも映画館はありました。それだけ映画は活況していたのは子供の頃を振り返っても分かります。

 このラドンは幼少の頃に父に連れられて観にいった思い出深い映画です。ラドンの旋風で町々が粉々に砕け散っていく様を父のように戦争を体験した人はどういう気持ちで観たのでしょうか。この頃ふっと思います。

 父は米軍の空襲の爆風で片耳が聴こえないそうです。倒れて気が付くと顔半分に爆風で粘土がへばりついていたそうです。ほんの数十センチの立ち位置で生死をわけるとも言っていましたから、生きて帰った父は運が良いのでしょう。

    

 

 


クリント・イーストウッド

2023-06-19 05:35:22 | 映画の味方

 クリント・イーストウッドを知ったのはテレビの西部劇「ローハイド」であった。その何年ヶ後に「荒野の用心棒」と行く。ジョン・ウェインを押しのけて今やミスター・アメリカンになった感がある。

 絵は当たり役の「ダーティー・ハリー」だ。公開当時は全作劇場で観た。でっかいリボルバーに当時は魅了された。私服の刑事に、こんな物の所有が許されるのかとも思ったが、そこは映画だ。

 老いても盛んなクリント・イーストウッドは今も現役で映画製作を続けている。最近の映画、全部は観切れていない。早くしないと、こっちが先にくたばってしまう。だけどこっちはでっかいリボルバーで止まってしまっている。

  

       
 絵がアメコミ風になってしまった。
 


空の大怪獣ラドン・佐原健二・白川由美

2023-05-30 06:16:42 | 映画の味方

 去年になるが、4Kでリマスターされたラドンが上映されていた。偶然ネットで知ったのでラドンの映画の看板でも描いてみようかと思った。この空の大怪獣ラドンは怪獣映画の中で一番に推薦する価がある。

 子供の頃に劇場で観ていて、その興奮が今もあり個人的見解だがゴジラ等数多ある怪獣映画の中の一番というわけだ。なによりも父に連れられて一緒に観た記憶が鮮明に残っていて映画と共に一生の宝物なのである。

 絵は白川嬢に続いて佐原氏であるが、検索してみると健在であるとあり安堵した。つい先頃同じく怪獣映画に多数出演した宝田明氏が亡くなった事もあり、だんだんとベテラン俳優が亡くなっていく事に淋しさを感じていたからだ。

 このまま、この両名を中心にラドンや崩壊する建物等を配して映画の看板を製作して行こうかと思っている。