昨日、宿でつらつらと地図を眺めていたところ、能登半島の西岸を走る有料道路が、のと里山海道という名前で無料化されていることに気が付いた。
というわけで、タイトルで既にバレているが、まだ行ったことのない奥能登を目指すことにする。
内灘から、のと里山海道に入り、途中の道の駅高松で休憩。
ここで、昔バイクに乗っていたという爺ちゃんにつかまってしまい、終戦直後の昔話を聞かされる羽目に。
曰く、終戦と同時に飛行機を奪われた元特攻隊員たちは、バイクに乗って憂さを晴らしていたのだとか。
日章旗を掲げたバイクに特攻服で乗ると、警官も皆敬礼してくれたそうな。ほんまかいな。
まあ、終戦記念日前後は、年寄りは昔語りをしたくなるんだろうなあ。
日本海を見渡すデッキで休憩。なかなかおしゃれな風景だね。
今日も日差しは強いが、まあまだこの時間は涼しい風が吹いているな。
千里浜から国道に降り、気多大社に参拝。
古式ゆかしい神社だが、可愛い巫女さんが、参拝の仕方を丁寧に教えてくれた。
ありがたや。
能登金剛と呼ばれる景勝地の一つ、厳門。
本来は観光船で海側から見るものだろうけど。
半島西側の海沿いを北上し、道の駅赤神で休憩。
ここも、閉鎖したんじゃないかというくらい閑散としていたが、一応営業中だった。
まあこの辺は何もなさそうだし、一気に輪島を目指すことにする。
輪島到着。
まだ朝市をやっていそうなので、ぶらぶらと見学。
魚の干物とか、輪島塗の漆器とか。
バイクに乗せて炎天下を行くと傷みそうなので、結局冷やかしで終了。
永井豪記念館を発見。
輪島の出身だっけ。
そんなわけで、休憩終了。先端を目指そう。
まあ、志摩の小山荘のオーナーも、バイク乗りは先っぽが好きだと言っていたし。
揚げ浜塩田。
この辺りは昔ながらに、海水を天日に干して塩を採っているようだ。
余談だが、宿に着いた後、着ていたポロシャツを脱いだら、背中に白く塩が吹いていた。
こっちも自家製天然塩だよ。
メッシュのジャケットを着ているが、背中に脊椎保護用のパッドが入っているので、どうしても汗かくのだ。
道の駅狼煙に到着。
ここから、能登最北端の禄剛崎灯台まで歩く。
距離は大したことないが、結構きつい坂を登らされる。あちぃ。
禄剛崎灯台に到着。
灯台の背が低いのを見れば、結構高い所にあるというのが分かるだろうか。
道の駅狼煙まで戻ってきて、失った塩分を補給するべく、しおサイダーを頂く。うめぇ。
塩田で採った天然塩入りだそうだ。
ついでに、魚のすり身入りのおからコロッケも食べる。こちらもなかなか。
金剛崎をぐるっと回って、見附島へ。
なんだこの格好良さ。
島の内部で、秘密裏に宇宙戦艦金剛あたりを建造してても、全く違和感なさそうだな。
飛び石状の浅瀬が続いているが、どう見ても島への上陸は無理そうだ。
七尾湾内を南下し、能登島の入り口に近い峠茶屋で休憩。
この辺りで午後2時を回っており、今夜の宿を探すことにする。
夜になっても走って帰宅も考えていたのだが、暑さで体力消耗しており、正直しんどい。
まあ、あまり無理するほど急いでもいないしね。
そんなわけで、スマホで検索した和倉の宿を予約。
当日限定お値打ち価格でしたよ。
宿も確保し、時間に余裕も出来たので、ツインブリッジを渡り能登島へ。
道の駅のとじまでソフトクリームを頂く。うめぇ。
中の土産物コーナーには、ガラス工房もあるのね。
今度は能登島大橋を渡り、和倉温泉へ。
無事に宿にたどり着き、夕食がてら外出。
これは源泉。
近くには、超有名な高級旅館、加賀屋もあるな。
が、当然泊りはここじゃないけどな。
食事処に行くと、ほろよいめぐりなんていう素敵企画をやってるじゃないか。
2000円で、2軒の酒とお勧めメニューが頂ける。
とりあえず1件目でビール。うま。
ここのお勧めは、刺身三種盛り。勿論新鮮で美味い。
五種類くらい盛ってあるんですが。なかなかお買い得だなあ。
1軒目はここ、海鮮丼がメインの食事処、みとねでした。
2軒目は近くの寿司屋に行ってみよう。
料金はもう払ってあるので、時価とか書いてあって値段が分からずにびくびくする心配もないぞ。
こちらでは地酒と寿司4貫のセット。
やっぱり職人の握った寿司は美味いわー。
コンビニで酒やつまみを購入して、宿に帰る。
普通のビジネスホテルなんだけど、高層階なんで景色は結構いいね。
しかし、温泉大浴場が無いのが誤算だったな。
仕方ないので、明日足湯にでも入るか。
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