日曜は上諏訪の手長神社で行われる御柱祭を見物に。
本家の諏訪大社では、4月から5月にかけて行われた御柱祭ですが、その後、周辺の神社で同様のお祭りが行われます。
その中でも、手長神社はかなり大規模な方でしょう。
山出し1日、里曳き2日、建て御柱1日の計4日間行われ、本日は里曳き2日目、上諏訪の温泉街から、手長神社の境内まで曳航します。
上諏訪駅から狭い裏路地を行くと、先頭が見えてきました。
それぞれの地区が名前の入った旗を掲げています。
丁度、一の御柱が路地の角を曲がる所。その辺の電柱より2周りは太い柱ですね。
こういう所はまっすぐ引っ張れないので、難所と呼ばれます。
無事曲がりました。
ここで、友人の嫁に発見され、法被を着て曳航に参加させられる事に。
元綱と呼ばれる太い綱に、引き綱となるロープをくっ付けて引きます。
一人では当然びくともしないんですが、全員が掛け声にあわせて引き、御柱が動いたときは、えもいわれぬ感動というか一体感がありますね。
温泉旅館の脇を通過。2階から見ている老人たちは嬉しそう。
踏み切りの手前まで曳き付けて休憩。タイミングを見て一気に渡します。
とはいえ、日中は30分に1本来るかどうかなので余裕ですが。
お宿と呼ばれる休憩所を、地区ごとに用意しています。
そこで昼食。実際働いているので、遠慮なく。
昼食後、一気に踏み切りを渡ります。
国道20号を横断。警官が一時的に車を止めています。
旧甲州街道の角を曲がり、手長神社の鳥居に到達しました。
しかし、ここからがメインイベント。この石段を上まで引き上げるんですが。マジですか?
石段に突っ込む形で休憩中。LCVが取材に。地元のケーブルテレビ局ですね。
休憩中に手長神社に参拝。
一の御柱を建てるのは、写真右奥の辺りです。
古い御柱は既に撤去されています。
地区の代表が提灯を持って御柱に乗り、準備完了。
乗らなければ楽に引っ張れるんじゃない?などと言ってはいけない。
ここが一番の見所、晴れ姿なのです。
先程より御柱に近い所で引っ張る。
怒号が飛び交って迫力がありますね。
柱が転がったりしたら、怪我人が出る大惨事なので、皆緊張してます。
じゃんじゃん引っ張り上げます。
無事、石段の上まで来ました。しかし途中から雨が。
後ろから(建てる時は上になる方ですが)境内に引き込んで、今日は終了。
友人と別れ、上諏訪駅構内の足湯で、電車を待ちつつ疲れを癒しました。
あゝ極楽極楽。