今日、10月18日、大井町の「きゅりあん」で「9条フェスタ2008」が行われました。
10時15分から映画「蟹工船」が上映されるということで、10時の開会と同時に会場へ。
映画の蟹工船は1953年の映画で、監督は俳優の山村聡。
ニュープリントということでしたが、なにぶん古い映画なので音質が悪く、台詞がよく聞き取れません。
それでも、蟹工船の過酷な状況は十二分に描かれていました。
しかし、ストーリーはかなりはしょっているので、原作を読んでいないとわかりにくい映画です。
また、エンディングにも、もう一つ工夫が欲しい感じがしました。
ロビーでは無農薬の野菜やパンなどが格安で売られていて、カミさんは里芋とショウガを買いました。
それぞれ100円で合計200円。
とってもトクした感じです。
展示会場の奥はレストランというか“食堂”。
オーガニック素材の料理が中心ですが、なぜかおでんなんかも。
座席はほぼ満席。食べ物のある所には人が集まります。
沖縄そばがありましたが、大ぶりのお椀くらいのサイズで500円は高い。
それと、見た目あまりおいしそうではなかったので、やめました。
チジミやキムチなどの韓国料理や沖縄料理の講習会も開かれています。
アイヌの布絵原画をプリントした工芸品コーナーがありました。
ここでフリー編集者でライターのK.H.さんにばったり。
「会うような気がしたの」
最近ぼくと出会う人はなぜかみんなそう言います。
ことしは「アイヌ神謡」が注目されていて、アイヌ文化が静かなブームを呼んでいます。
こんな大きな岩塩が1000円で売っていたので即購入。
「約6億年前に存在した太古の海が化石化し岩塩へと形を変え、インダス川流域の地中深くで環境汚染とは無縁のまま眠って」いたそうです。
写真で見ると、摘出した腫瘍みたいですが、現物はとても美しい。
使わずにしばらく飾っておきます。
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この日、持参したカメラのズームレンズが故障して、いきなりズームが効かなくなりました。
ニコンD80用の18-200のタムロンレンズで、もっとも頻繁に使用しているもの。
ケチらずにニッコールレンズにしておけば良かったのですが、価格が三分の二弱とあってつい買ってしまいました。
店員の「みなさんお使いになってます」(「みなさん~」は日本人がもっとも弱い言葉だそうで)という“オススメ”に乗ってしまったのが失敗。
帰宅後保証書を入れたファイルをあさったものの、ない。
アシのYに保管しておくように預けたのですが、本来入っているべきところに見当たりません。
電話でアシのYに効いても要領を得ず。
購入したヨドバシカメラ吉祥寺店に電話すると修理担当に回されました。
「昨年の11月19日に買ったことは間違いないので、まだ保障が効いていると思うのですが」
「当店の保障ですか」
「さあ」
「ポイントカードはお持ちですか?」
「もってます」
「ご来店いただければ履歴が調べられますが」
で、さっそく吉祥寺のヨドバシカメラへ。
2階の奥にある修理受付に行くと、並んでる……と見えたのは応対中の客で、まもなく「こちらへどうぞ」と隅のカウンターから呼ばれました。
訳を話して履歴を調べてもらうと、スゴイスゴイ、まるで「24」のCTUみたいに、たちまちダダダダダダッと履歴が出て来ます。
「2007年の11月16日ですね」
カシャカシャッピッ! 犯人確保! これでロサンゼルスは救われた。
「間違いありませんのでお請けできます。ただ、メーカーに発注しますので、保障書の提出を求められる場合もあります。その時に保証書がありませんと有料になる場合もありますのでご承知おきください」
週明けに、アシのYに保証書のありかを吐かせなければなりません。
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