スリランカで井戸を掘るなどの支援をしているボランティア団体の「ワンワールド・ワンピープル協会」とは、数十年来の付き合いだ。会員になっているわけではないが、当年82歳になる会長のSさんが中心になって始めた団体で、かつてそこでカミさんが働いていたことがきっかけだ。
Sさんはスリランカに行く度に大量の紅茶を仕入れてきて、イベントなどでそれを売り、活動費の足しにしている。それも、機内持ち込みで運び込んでくるのだからすごい。彼は「担いで来た」と表現する。
種類もサイズも様々な中で、写真の「ヌワラエリヤ」という紅茶は最高級品であり、これが格別に美味い。日本への輸入量は少なくて、紀ノ国屋などの高級スーパーでも常時おかれているとは限らない一品である。
前回購入したものが無くなりかけていたので、先日ニューズレターの件で相談したいと言われ、出かけていったついでに買って帰った。
紅茶はピンからキリまで、味も価格も様々だ。スーパーなどで売っているリプトンやトワイニングなどの大手メーカー品は通常、200g入りが5~600円程度で入手できる。ところが、この「ヌワラエリヤ」は250g入りで、正規のルートで輸入されたものは数千円するという。(Sさんの話で、確認したわけではない)
これがイベントで売られるときは1500円で、会員になると1100円で購入できるのだ。会員ではないが会員価格で譲ってもらった。こういうのは、お友達価格という。
前回購入した分は、事務所に隠してあってやたら他の人間に飲ませたりしなかった。おかげで1年以上もった。他の安い紅茶が大量に我が家に保管されていたということもある。
それを、長女がめざとく見つけて飲んでみたいと要求してきた。
すると、「なにこれ、ヤバイ、こんなおいしいの飲んだことない」という。そりゃ喫茶店で飲む紅茶とは比較にならないし、トワイニングのティーバッグなどは論外だ。
我が家では紅茶をプレス式のティーポットで入れる。細かい編み目のピストンがついていて、程よい濃さになったらお茶の葉をしたに押し付け、それ以上出ないようにする。
かつては輸入品のおしゃれなものを使っていたのだが、何度か引っ越しをしているあいだに紛失した。それがばかばかしいほど高価なものだったので買い替える気もなく、とりあえず100円ショップで同じ構造のものを買って使っていたら、それが思いのほか具合が良くて、さしあたりのつもりがずっと使うはめになってしまった。デザインも悪くなかったのだ。最近の100円ショップの製品はバカにならない。
とうとう最近、具合が悪くなってピストンに隙間が空いたり傾いたりするようになった。
仕方なく、普通のティーポットや急須などで入れているのだが、驚いたことに味が落ちるのだ。ポットで紅茶の味が異なるなんて知らなかった。
このタイプのポット、もともとはコーヒーを入れるために開発されたそうで、いつのまにか紅茶にも使われるようになったという。
この際、同じ構造のものを買い替えようとネットで探索したら、結構メーカーも種類も多い。しかし、かつて持っていたメーカーの品はどこにも見当たらなかった。いずれもそれよりはずっと安いが、それでも数千円する。さて、もったいないからまた100円ショップのものにするか、嗜好品なのだからどうせならよいものにするか、思案中である。
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一方では、特にスリランカ南部では、いい茶葉を選定したあとに残る「ダスト」が好まれることがあり、当然庶民のもので安いのですが、これはこれでミルクティーには最適でした。
またスリランカに行きたいという気持ちが・・・。
ヌワラエリヤにはカミさんが当時、頻繁に行っていました。ボランティア活動の一環ですが。困ったのは、現地の人のクセのある英語がさっぱりわからないこと、毎日カレーばかりで閉口したこと。よかったのはおいしい紅茶がただで飲めたことだそうです。
当時は宗教的な理由から酒も飲めなかったそうですが、今では観光客用に売っているということだそうです。