
アルカイダの指導者オサマ・ビンラディンが、米軍の作戦で殺害されたというニュースが今日、駆け巡った。
9.11の同時多発テロを首謀したとされることから、アメリカのオバマ大統領は、「最大の成果」だと喜び、お祭り騒ぎの大喜びをした米国民もいたようだ。
しかし、ビンラディンがが9.11の主犯であるという証拠はない。そうかもしれないが、そうでないかもしれないのだ。
しかも、アルカイダの戦闘行動は、無条件でテロと決めつけられるものではない。イスラムに対するアメリカの抑圧に対するレジスタンスでもあるのだから、これを単純に犯罪と決めつけてしまうのはどうかと思う。
犯罪であるのなら、殺害する前にもっと慎重に調査するべきだ。ビンラディンにしろイラクのフセインにしろ、アメリカはあまりに乱暴で、まるでやくざの出入りだ。
日本国内で犯罪を犯したわけでもないのに、朝日新聞の大見出しでは「容疑者」扱いである。公平な立場を取るべき新聞としてはいかがなものか。
ビンラディン殺害で、アメリカは「地雷を踏んでしまった」ことになるのではないか。指導者とはいうものの、ビンラディンは声明を出すだけで軍事的な指示はしていないという。世界中に広く散在するアルカイダの組織が、これからは報復の意味からも、アメリカとアメリカと同盟を結ぶ各国に対する攻撃が、一層エスカレートすることが考えられる。
結果、日本も危ない。
アメリカはまったくバカなことをした。
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