tontonのお弁当日記

tontonが作るお弁当。娘も息子も社会人となり家を離れ、夫と猫のはーちゃんの3人暮らし。登山とウォーキングが大好き!

娘の作ったお弁当と子宮筋腫手術体験記 Part.2

2010-04-06 06:50:50 | 子宮筋腫と貧血とお弁当
おはようございます!

今日もどんより曇り・・・。
でも気温が20度にまで上がるとか・・・本当かなぁ??

今日のお弁当

・焼き鮭
・たまご焼き
・ミニトマト
・グラタン 冷食
・きゅうりぬか漬
・ソーセージ
・ご飯

今日はお弁当を娘に作ってもらいました。
・・・とはいえ、私も台所にいすを持ってきて座り、指示を与えながら、です。

入院中にお弁当を作るかと、わざわざ入院前にお弁当用冷食を買っておいたのに、
とうとう一回も作らなかった娘でした。
一回くらいは作ってもらわないとね。

私的に突っ込みどころは多々ありますが・・・まぁ良いでしょう。

娘は全く料理に関心がないので、作ってもさして感動もなく・・・。
明日からも作ってくれるでしょうか・・・?


さて。昨日の続きです。

3月24日 手術当日

朝は絶食。そしてまた浣腸・・・。
「10分我慢して」と言われたけど到底無理でした・・・。3分でダウン

その後はまたしてものんびり。麻酔科の方から再度詳しい麻酔の解説がありました。
手術室には、自分のベットに寝たまま、ガラガラと運ばれていきます。
なんかちょっと恥ずかしいような・・・

別に緊張した感じもしなかったのですが、看護師さんが手を握って「冷たいですね。
緊張してます?」って言われたので、やっぱり緊張してたのかなぁ・・・。
手術室に入ったと思ったらそこは控え室のようなところ。
そこから、TVでみたことあるような手術室へ。音楽が流れています。
「何の曲だろう・・・?」
既に点滴で麻酔を入れられているからか、少しぼんやりしてる気がします。

いよいよ唯一怖いなぁと思っていた、脊髄への麻酔注射です。
横向きになって背中を丸めると、看護婦さんが上から体ごとかぶさって押さえつけます。
・・・どんだけ痛いんだ・・・と思いましたが、昨晩同室の方から「たいして痛くない」と
聞いていたので、その言葉を頼りに覚悟を決めました。

結果、激痛までは行かなかったかな。
一回「キャー」って感じの痛みはあったけど、それ以後はどんどん麻酔が効いてきてる
感じでどんどん感覚がなくなってきて。楽勝

何度も、ものすごい力で背中を何かで押さえつけられている感じでした。
ようやく終わると、仰向けになり口にマスクをかぶせられ、先生の顔が見えて
ネットで読んだとおり、数秒で意識が遠のきました。
好奇心からもう少し意識を保つようにがんばってみよう・・・いやいや麻酔
効かなかったら大変なことになるし・・・と思ってるうちにダウンでした。

次に気がついたら、全てが終わった後。
大きな筋腫を見せてもらいましたが、今はぼんやりしてあまり思い出せません。

そして手術室から出ると、手術前に来ていた母と夫に加え、娘と息子の顔が。

その時の気持ちは、今でもどうしてそんなことになったのかわからないのですが・・・。

とにかく私は「わ~」っと泣き出しちゃったんです。
そして「子宮無くなっちゃったぁ~もう赤ちゃん産めない~」と
大泣きしちゃったんです。

子ども達が目を真ん丸くして見てました。
夫は困ったような顔。
母が慌てて「こんな立派な子どもが二人もいるのだからいいじゃないの」と慰めてくれ、
そう言われると「そういえばそうだった」とすぐ思い直し、納得しました。

・・・今更子どもを産もうなんて考えていなかったのに・・・どうしてなんでしょうねぇ?
おもしろいものです。
後から解析してみるに、私は息子を産んだあと、もう一人欲しいと思っていたんです。
でも夫が経済的に難しいと反対して叶わなかったの。
その思いが出ちゃったのかなぁ・・・と。

子宮摘出による子宮喪失で精神的にダメージを受ける場合があるそうですが、
私の場合はその時だけ。
涙で、残っていた思いをきれいに流しちゃった感じです。

筋腫がパンパンに入った子宮は予想以上に大きかったということです。
10cmと診察されていましたが、それ以上だったということです。

手術の終わった私は、ナースステーション隣の部屋で一晩過ごします。
ここから地獄が・・・。

もったい付けつつ、明日に続く・・・



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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
退院おめでとうございます^^ (キャッツ・テール)
2010-04-06 09:08:39
無事に終わってなによりです。
やっぱり難しい手術ではないといえ、大変だったのですね(><)
小心者の私なら入院した段階でもう普通ではいられないですよ~
やっぱりtontonさんは冷静だわ~
でも、術後に大泣きしてしまったのは、ホッとしたのもあるのでしょうね。
本当にお疲れ様でした。
あとは無理せず、ゆっくり静養してください。

術後の地獄・・怖いけど興味があるわ~
Unknown (mimi)
2010-04-06 10:01:54
沢山のの方に心配してもらえて幸せですね^^何ともいえない気持ち。。。やった人しかわからないでしょうね^^きっと私ももう産めないって泣いてしまうと思う。産む気はなくても^^ゆっくり気持ちの整理もしてまた元気に^^
安心 (kan-ko)
2010-04-06 12:10:38
ご家族のお顔を見て安心したから涙がでちゃったんでしょうね^^
かんも読みながらうるっとしちゃいました
脊髄からの麻酔は怖いですよね・・・うちの母もちょっとした手術だったのに脊髄麻酔だったから翌日くらいから体調崩して大変そうでした

娘さんのお弁当上手ですね!
さすが師匠がいいですねー^^
Unknown (sara)
2010-04-06 18:55:00
今、読んで大泣きしちゃった
何か・・特別な気持ちで読んじゃった
私は多分・・・同じ気持ちになると思っちゃったよ。
頑張ったねtontonさん
Unknown (shinkai)
2010-04-07 07:01:25
こんにちは! 大きな手術の経験もなく、なんとか元気でこの年まで辿り着いた私は、なんとかこのまま、すんなりと人生が済めば良いと願っています。
その点、tontonさんは大きな岐路を超えられた訳で、お偉いです。
無理をされず、ご自分をいたわってあげて下さいね。

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