フランス語の勉強ノート

フランス語を勉強していて、知らなかったこと、忘れていたこと、発見したことなどについて書いていきます。

Bizou

2006年02月26日 12時56分22秒 | 近況
"Bizou"という bande dessinéeを読みました。


ちょっとセクシーな蜂のおねーさんBizouと、頭のはげた虫のおっさんRené(おっさんじゃないかも)が、迷子のぼうやEmmanuel(時々光るので蛍か?)の家族を探しに旅をするという物語です。

太田垣晴子さんの雑誌『Oオー』で紹介されていたこのBizou。
表紙のBizouの絵に釣られて大枚はたいて買いました。
平たく言えばみつばちハッチ(古くてすみません)のセクシーバージョン。
とはいうものの、EmmanuelはBizouの旅の動機付けのためにだけ存在していて、実際はBizouの旅物語。
元恋人のJean-MichelがしつこくBizouを追いかけてきたり、蜘蛛のばばぁに殺されかけたり、Bizouに決定的にふられたJean-Michelが雪山で自殺を図るものの雪男のような雪女Jezabelに助けられたり・・・。
読後感は「大金払わせやがって・・・」ですが、フランス語が平易でしかも字が読みやすかった(Tintinって大文字ばかりで読みづらくありませんか??)ので、大金への怒りがやや薄まったといったところ。
一応フランス語のbande dessinéeを読み終えたぞという達成感も得られることだし。

ですが、あまりお奨めはできません。