フランス語の勉強ノート

フランス語を勉強していて、知らなかったこと、忘れていたこと、発見したことなどについて書いていきます。

形容詞+名詞は要注意

2005年05月31日 19時19分41秒 | 文法
フランス語では一般的に形容詞は名詞の後にきます。
一部の形容詞は名詞の後ろに置くこともできますが、実はこのような形容詞、名詞の後におくことができるものもあり、形容詞の位置によって意味が変わってしまうので要注意。
(知らなかった!)

たとえば形容詞 petit

une petite fille と une fille petite の両方が文法的には可能ですが、それぞれの意味は、次のようになります。

une petite fille 少女(年少という意味)
une fille petite 小柄な女の子

となります。
ほかにも例を挙げてみます。

un brave homme 感じのよい人
un homme brave 勇敢な人

mes propres chaussures 私の靴 (「自分自身の」という意味)
mes chaussures propres 私の磨いた靴 (「清潔な、きれいな」という意味)
 
un triste individu 陰気な人 
un individu triste 悲しんでいる人

un pauvre garcon 不幸な男の子
un garcon pauvre 貧乏な男の子

un ancien château もとお城(昔はお城だったところを別のものに変えている)
un château ancien 古いお城

un certain renseignement ある情報
des renseignements certains 確実な情報

la dernière semaine 最後の週
la semaine dernière 先週

un grand homme 偉人
un homme grand 背の高い人

形容詞+名詞は、主観的で比ゆ的な意味になり、名詞+形容詞は、事実に基づいた客観的な意味になるのだそうですが、すべてに当てはまるわけではなさそうです。

ちなみにコレージュ・レベルの文法だそうです。
私はコレージュに行けそうにありません・・・
参考にしたサイトはココ(英語です)ココ(フランス語です)です。