monologue
夜明けに向けて
 




95/01/28 封じられた門が開き、祖土(オヤツチ)は子供達に印を与える‥起きよ

わたしの場合を例に揚げて肉体的な印についていえば
一昨年『ヨブ記』についてホームページに連載しているころから背中に皮膚炎が発生した。それで皮膚の痒みでのたうちまわるヨブの苦しみがある程度実感できた。別に実地で教えて貰いたくはなかったのだがサービスが良すぎる。
近くの病院の皮膚科に通ってもなかなか好転しないので少し遠くの設備の整った病院へ行くことにした。しばらく通っている内に 今度は皮膚が鱗のようになってきて妻が「これは昔だったら蛇のたたりとかいわれるような症状よ」といいだした。
それで昨年五月に病院でその患部を採取して検査することになった。
局部麻酔して簡単に縫って検査に二週間かかった。
6月に検査結果を聞きに行くと「土肥氏鱗状毛孔角化症」という珍しい症例だという。
ネットで調べるとそれは土肥氏鱗状毛のう角皮症,という名前だった。
それでミノベンというテトラサイクリン系の抗生剤を三週間飲んで治療したのだった。
八犬士の牡丹のあざにしてもいったいオヤツチはどのようにしてそんな印を与えるのだろう。DNAを光によって変化させるのだろうか。その不思議さに頭をひねるばかり。
fumio

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