monologue
夜明けに向けて
 



リトル・ダンサー(原題BILLY ELLIOT)という映画があった。それはクラシック・バレエに夢中になって周囲の反対にめげず名門ロイヤル・バレエ学校に入るビリー少年の物語だった。
初めて見たのは貸しビデオ店で借りたビデオテープだった。妻はそれがDVDになっても借りて見るたびに感動して涙を拭いた。ところがDVD版では映画の導入部でビリー少年が兄のレコードをかけて踊る場面の音楽がザ・ジャムのTOWN CALLED MALLICE <からマーク・ボランの COSMIC DANCER に差し替えられていた。COSMIC DANCER はシヴァ神の踊りを歌っているので意味としては合うのだがビリー少年のわくわくする飛び跳ねる踊りのリズムには合わなかった。妻はそれを残念がった。音楽は映画の印象をずいぶん変えてしまう。おいそれと変更するとファンを失ってしまう。
fumio

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