monologue
夜明けに向けて
 



 わたしが首の骨を折ってから始まったわたしを障害者として使用するプログラムは1992年12月6日の「国連・障害者の十年」最終年記念国民会議、芸術祭出演で終了したようであった。やがて、リードシンガーMIYUKIは許婚者と結婚してアルバム「水面に描いた物語」プロジェクトも終わりを告げた。様々なところへの出演依頼も不思議に途絶えた。そしてわたしのあずかり知らぬ間に次のプロジェクトが用意されていたのである。その間にも決して姿を見せぬ黒衣(くろご)としての天使達が活躍していたのだろう。

 その頃、IT時代はめまぐるしく進み、わたしもワープロにモデムをつけて通信することを卒業して、はじめてのパソコン、アップル・マッキントッシュを購入した。ニフティのパソコン通信に参加すると宇宙神霊アーリオーンが主宰する世紀末フォーラムというフォーラムがあった。なぜかその宇宙神霊の発することばになつかしさと親しみを感じたのである。アーリオーンの発する預言はわたしにとって昔から馴染みのような気がして預言解読部屋に「炎で書いた物語」を連載することを決心した。そのとき、なぜかまず弁天様に詣っておかなければいけないという気がして平成七年八月から十一月十一日まで百日間、毎朝、六時に散歩がてらに近くの弁天様に詣った。ありがたいことにその間、一度も散歩中に雨が降らなかったので休まずに詣れた。その百日詣りが成就した日、1995年11月11日13時18分に「炎で書いた物語」番外編 を初アップロードしたのである。それが「炎で書いた物語」プロジェクトの始まりであった。
fumio

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