monologue
夜明けに向けて
 



「日経プラス10」というBSの番組を見ていると日本経済新聞の編集者がその日の経済ニュースを解説するのだが本番の前に「声だし」練習をしていないようで聴きづらい雑音成分が耳につく。役者はもちろん人前に出る前には声だし」をして用意をする。家族や近所の迷惑になる場合は枕に口を付けて大声が洩れるのを防ぐ。まともな歌手はドレミのスケールを最低音から出ない高さまで出してから舞台に立つ。アナウンサーは早口言葉や歌舞伎の「ういろう売り」で声ならしをしてから原稿を読む。新聞の編集者は喋るのは素人なので下手なのはしかたないが一応テレビカメラの前に出るときは身じまいだけではなく控室で声出しをして聞き苦しい音を馴らしておけば小さい声でしゃべってもよく通るようになる。そんなことをふと思う。
fumio

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