monologue
夜明けに向けて
 



カリフォルニアサンシャインその31
************************************
その頃、ホールドアップ事件が多発していた。店のドアが突然開いて、脅しにエンターテイナーの頭上に一発発砲する。
ピストルを突き付けられると対応がむづかしい。あなたならどうするだろうか。LAPDのそばにあったスポーツラウンジ酒場「燈り」のマスター、ステイーヴ氏は武闘派で犯罪抑止効果のためにカウンターの下にでっかい拳銃をわざと見えるように置いていた。いつでもホールドアップに対処できるということだった。ところがある日、「フミオちゃん、昨日ヤラレタ。売上を持って外に出たとたん後ろから首にピストルを突き付けられた。」と残念がっていた。登録済みの銃は50ドルぐらいで登録していない銃は裏の組織で10倍ぐらい。そんな銃が犯罪に使用されるのだった。憲法修正2条で自衛のための武器の所持は認められている国なのでクラブの経営者は気を抜けない。
fumio

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



« その30 その32 »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。