monologue
夜明けに向けて
 




カリフォルニアサンシャインagainその53
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その頃、わたしはアメリカでの夢をほとんど果たしていた。洋楽が好きでどうせステージでスタンダードやグループサウンズ、ソウルミュージックなどを英語で歌うのだったら本場アメリカで英語の歌を歌って暮らしたいという夢を抱いて渡米したのだ。
クラブでのエンターテイナーの仕事やバンドでの大学その他の宗教施設でのライブなど。ゴングショーという人気テレビにもオーデションに通って出演したし、そしてレコード制作など、ミュージシャンとしてやることはやったが
しかしながらなにかが足りない。そのままアメリカで生涯を過ごしてはいけなかった。わたしは日の本へ戻ることになっていたのだ。
fumio

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