monologue
夜明けに向けて
 



ジョイ&マリという音楽喫茶があった。桃山城への登り口に位置して京都のブルースやロック系若者たちのたまり場になっていた。店で流れる曲はアレサ・フランクリンやオーテス・レデイング、シカゴなど当時の先進的ミュージシャンがコピーして習熟すべきナンバーばかりだった。おかげでわたしたちは海外のアーチストの香りに触れて練習することができた。
その店にはだれかがギターを持ってきていてオーナーが文句を言わないので顔を合わせればセッションが始まった。そして数か月に一回ライブ大会を行った。同志社や竜谷、立命館など違う大学の軽音の部員が一緒にリズム&ブルースなどを演奏したのだった。
fumio

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