我が家（マンション）の狭い庭の道路側のフェンス際に時々突如として
ミョウガが一つ、二つ（時には三つ）と顔を出す。
それはかなり前からのことで、その由来は妻が絵手紙仲間の友人から
根株をもらい植えつけたものが運よく（？）こんな場所でも育ったものだと
思われる。
我が家は二人ともミョウガが大好きでスーパーで売られている間は
ほとんど欠かさず常備菜のように冷蔵庫内に保存されている。
我が家でもミョウガは酢の物、天婦羅、薬味などに限らずいろんな
食べ方をするが何といっても酢の物が好きでたまらない私には単なる
食事時の脇役というより、主役を盛り立てる個性豊かで唯一無二の
重要な役目を、姿かたちだけではなく、本来の「香り・味・食感」などで
いかんなく発揮するエンターテインメント でもあるのだ。
今回も固くしまりプリっと膨らんだミョウガらしいミョウガが２個
同時に現れ、一個は新鮮なうちに食べよう・・と妻の千恵子選手は
その日のうちに食卓へ・・・
そしてもう１個はいつものように花の様子を楽しむことにして
ちいさな剣山に刺し、代り映えのしない普通のガラスの器にいれて
キッチンの壁際へ・・・
食事の準備や後片付けなどの間、この懸命に生きる小さな命を
見守ろう・・そしてその美しさを楽しもう・・ということで数年前からの
恒例行事（？）のようなものなのだが私の心にもその小さな姿は
一艘の帆掛け船が最後の航海に出るように見え、儚いともいえるその
命への感動が静かに湧いてくるのだ。
少し寂しくも感じるが喋ることも自分の意志を伝えることもできない
この小さな命は食事を際立たせる意味だけではなく、こうして
私たちの心を動かしたり、豊かな気分にさせてくれることで、その
姿、形は消え失せても何倍もの大きさになったような気がするだけではなく、
つぎつぎと生まれてくる小さな命はそれを私たちが見るたびにまた
新しい感動を与えてくれるものだと思う。
食べました！
細かく刻んで、錦糸卵やキュウリといっしょに
冷やし中華にのせちゃったんです。
花の部分も食べられると、どなたかのブログ記事で知り、今年、初めて食べてみました。
美味しかったですよ～
みょうがの花の写真は昨年のブログに乗せたので、
今年は撮影せず、胃袋の中です。。。
茗荷の花に寄せて「私たちの心を動かしたり、豊かな気分にさせてくれる」と言い切り、
また、「一艘の帆掛け船が最後の航海に出るように見え、儚いともいえる」と表現される、
fumiel-shimaさんの詩人としての感性に、感動します。整っていませんが・・・、
そのまま短歌に即興で詠んでみました。
★茗荷咲く 帆掛けの船の姿して
晩夏の夕べ狭庭の隅に
なを、私のブログで、fumiel-shimaさんの励ましのコメントには、いつも力を頂いています。
「水曜サロン」へは、このようなコメントを頂くだけでも、
投稿されている方々にとっても励ましになりますので、有難いですし、嬉しいです。
なお、奥様の詠まれている「独樂吟」は、奥が深い短歌ですが、
「作歌」の取り掛かりにも適しているとも考えます。
これからも宜しくお願い致します。
今日もまた嬉しいコメントをありがとうございます。
実際の帆掛け船とは似ても似つかぬものだと思いますがあのミョウガの実の曲がった部分が帆掛け船の帆に・・・そして花の部分が帆柱の先端の揺らめく旗のように思えましたので感じたままを書いたのですが、ポエットＭさんの短歌で今、改めて我が家の庭の光景と水の上を快適に走るその映像がくっきりと浮かんできました。
ありがとうございました。
美しい～🍂🍂🍃
早速、玄関に飾りました。
和紙もありがとうございます。手触りが良いですねぇ。
日本の文化、改めて良いなぁと感じます。
太鼓のバチはほとんど指先（第一関節）を使いませんので痛みはありますが叩くのには支障がないんですよ。
そうめんに茗荷、大好物の蕎麦に茗荷、たまらなく好きですね。
ブログはまだ両指とも完調ではないので、簡単なメッセージと写真を貼り付けることにしました。どうぞ宜しくお願いします。
千恵子選手が大喜びのコメントをありがとうございます。
返信が遅くなりましたが・・・
実はコメントをいただいた時刻には千恵子選手は［白河夜船］で、私は家電品の修理（と言っても大した作業ではありませんが）中で、終わると同時にベッドに入りましたので気づかず、今朝もいろいろと千恵子選手のカリキュラムの手伝いをしていて
今、パソコンを開き気が付きました。
千恵子選手は言ってますよ・・・すずさんならお届けした絵手紙やその応用をもっと工夫してすずさんらしいおおらかな描き方で私たちを唸らせるだろうと・・・
千恵子選手はいつも言っています。
決して無理をして返事を・・・と思わないで下さいと・・今回もそうでしたが、時々のあの奇跡的（？）な「以心伝心」に魅了されているようです。
ありがとうございました。
手術の成功、本当に良かったですね。
ブログ友の皆さんも『yamaさんなら大丈夫！』と
思っていたと思いますが、結果を聞いて皆さんもほっとされたことでしょう。
完治（？）まで１０日間とは驚きですね。（早いっ！）
太鼓を打つのにも支障がないとのことでしたので今度の記念すべき舞台での演奏にも問題がなさそうですから安心しました。
無理をなさらすお大事に・・・