5月を思わせるような天気が3日間も続き、今日からはまた冬に・・・
という予報どおり今朝は冷たく寒い朝を迎えた。
今日は妻千恵子選手の定期的な注射の日なので例によって7時半頃に
自転車で整形外科へ順番を待つカードを取りに・・・
出かけるときに『お父さん、帽子をかぶっていってください・・』と
いう妻の声に素直に応える訳でもなく、そのままスキンヘッド丸出しで
出かけた。
前回も寒い日だったがその時は手袋もしていなかったため整形外科
までの5分ぐらいの間でも手が冷たく硬く、悴むような状態になったので
今回はさすがに手袋だけは・・と手袋をして家を出たのだが・・・
走り出すとすぐに寒さがスキンヘッドにじんじんしみるように・・・
すぐに引き返せばいいものを・・・そこはやはり年期入り(?)の
頑固さでそのままペダルを踏む足に力を込めて病院ヘ。
寒さと血管のことなどは自分ではよくわからないが素人考えとしては
血管が「ピシッ」「ピキッ」と切れてしまうのではないかと思うような
痛みさえを伴うような寒さに耐えながら・・・
札を取った後はいつもどおり「有酸素運動」の一助として朝の自転車での
町内巡り・・・走るにつれ頭の温度がどんどん下がっていく様子が
何となく・・から次第にはっきりとわかってきて一瞬、帽子をか
ぶらなかったことへの後悔(?)の念が僅かに・・・
ところがそれも束の間、心の中では『これが私なのだ・・』とどうでも
良いような、いやむしろ不毛な意地が頭をもたげてくるのだ。
従って途中で進路を変え、自宅へ向かうなどと言うことは考えもせず
ひたすらペダルを漕ぐ始末・・・
そしてコースを完走(?)後、自宅へ戻り、急いで手袋を外し、
頭に手を遣るとなんと冷たいことか・・・
心配顔でのぞき込む妻千恵子選手・・・
私は自分の体温が到底追いつかないような冷たさに思わず苦笑。
振り返ると反省すべきことも多い人生だったが今まではそれらに気づいて
考えたことは無駄にはならなかった。
今朝のこの事件(?)もまた反省の材料かもしれない・・・
年齢も考えず自分の健康を過信した結果、何ごともなかったから
良いのだが大袈裟に言えば『二度と繰り返すまい◯◯◯・・・』の
例としても考えるべき事だったのかも?・・・
自分では平気なつもりで平静を装ってはいるが内心はやはり
無意識のうちに無謀にも繋がりかねない時間だったのかなあ~と
思っているのかもしれない。