昨日までの5月を思わせるような良い天気とは打って変わり
今日からはまた冬のような寒さが戻ってくると予報されていたが
今のところは少し風邪は冷たく感じても相変わらず春のような
模様である。
昨日、近くのスーパーへ行った午後2時頃にはシャツ一枚の姿の
買い物客も見かけたが、多くの人達は軽装で中には半袖姿の人も
見られた。
夕刻、神戸の姉に宅配便を・・・と近くの営業所へ自転車で出かけた。
少し遅い時間帯だったが翌日の到着が可能・・・ということで午前中
指定でお願いし、帰りはゆっくりとペダルを漕ぎ、遠くの空の夕焼けを
眺めることができた。
その夕焼けは燃えるようなものではなく、その優しい色の
グラデーションも静かに上空へ拡がっているようなものだった。
その中を少し距離を置いて二羽のカラスがゆっくりと飛び、その彼方
後方にもう一羽が遅れてはならぬ・・とばかりに羽を大きく早く
羽ばたかせる姿が妙に可愛く映った。
遠くまで拡がった夕焼けとその中のカラスはブログ友の「yamaさん」や
「ポエットMさん」がアップされる素晴らしい写真を見ているようだった。
日頃あまり良い印象を持たれないカラスの姿がこんなに綺麗だとは?・・・
と思ったと同時にいろんな童謡、唱歌なども思いだし、ゆったりとした
時間を味わうことも・・・
それは近くで見るカラスではなく遙か遠くに小さく見えるものだったから
かもしれない。
もしも昨日の夕焼けが真っ赤に焼けるようなものであったら・・・
『夕焼け空が真っ赤っか、トンビがくるりと輪を描いた・・・』と
あの懐かしの「夕焼けトンビ」を口ずさむことになっていたかもしれない。
童謡なら『ぎんぎんぎらぎら夕日が沈む、ぎんぎんぎらぎら日が沈む・・・
まっかっかっか空の雲・・・』なども頭に浮かんだことだろう。
暖かさにつられ、久々に夕焼けを懐かしく味わうことができた。