え ~ が ~ 天 獄

嗚呼、天国か地獄か、それなりに行き詰まりのパラダイス。
映画を中心に、あくまで個人的好き嫌いで感想紹介。

コングレス未来学会議

2016年03月16日 | SF
2013年 イスラエル/ドイツ/ポーランド/フランス/ベルギー/ルクセンブルク
120分  SF/ドラマ/アニメ×実写
監督・脚本/アリ・フォルマン アニメーション監督/ヨニ・グッドマン
原作/スタニスワフ・レム 『泰平ヨンの未来学会議』
出演/ロビン・ライト、ハーヴェイ・カイテル、コディ・スミット=マクフィー

(77点) 忘れられたハリウッド女優がCG化して20年後アニメ会議で右往左往

「プリンセス・ブラインド・ストーリー」や「フォレストガンプ」のヒロインとして一時期人気を博したハリウッド女優ロビン・ライト。
もう忘れられた存在だったがデジタルアクトレスとして素材提供の依頼を受ける。
デジタル素材の契約をすると彼女のデータを使って会社がデジタル映画を製作するが、もう役者としては出演できない。プライドを傷つけられるが難病の息子の治療費のため契約する。
それから20年後。
映画産業はデジタルからさらなる進化の道を行こうとしていた。
ロビン・フライトは映画会社ミラマウントの未来学会議なるものに呼ばれた。
検問所でクスリを吸引させられ、そこから先はアニメとなって展開


前半は実写、後半はアニメと言う風変わりな風刺映画。
シネマテークの上映ラインナップで気になって町山智弘の解説聞いて観たくなったが1週間足らずの上映だったので劇場では見逃していたらレンタルされていたので借りて観た。
「惑星ソラリス」の原作者のレムの世界を「ベティ・ブープ」や「ポパイ」のフライシャー兄弟のようなシュールなマンガ映像で綴り、正直よくわかんない。意外に単純な内容なのかもしれないが理解するのにしばらくかかる。
主演女優が私の好きな「プリンセス・ブライト・ストーリー」の人だと知り、ちょと嬉しい。
へんてこなへんてこな! と町山智弘が強調するほどヘンテコとは思わなかった。
ヒロインをファンが救出するところはちょっとイイ♪


(2016年2月TSUTAYA新作5本1,080円にてレンタル鑑賞)


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