え ~ が ~ 天 獄

嗚呼、天国か地獄か、それなりに行き詰まりのパラダイス。
映画を中心に、あくまで個人的好き嫌いで感想紹介。

超能力研究部の3人

2015年01月11日 | ドキュメンタリー
2014年 日本 119分 コメディ/青春/SF/ニセドキュメント
監督/山下敦弘 企画/秋元康
原作/大橋裕之『シティライツ』(講談社『モーニングKC』所蔵)
脚本/いまおかしんじ、向井康介
出演/秋元真夏、生田絵梨花、橋本奈々未
   碓井将大、葉山奨之、佐藤宏、山下敦弘

(60点)メイキングオブ「超能力研究部の3人」のフェイクドキュメント

人気アイドル乃木坂46でも人気の高いマナツたん、エリカ様、ナナミンが映画の主役に選ばれる。
物語は地方の高校にある超能力研究部の根暗な3人の女の子がそれぞれ恋したりしつつ自称宇宙人の森君を宇宙に返してあげるために奔走すると言うもの。
映画はその撮影風景と中途半端なドラマを織り交ぜつつ乃木坂の3人のドキュメンタリーと言うかイメージビデオのように進行していくが、映り込んでいるスタッフとかも役者が演じているので、「ぜんぶウソ。っていう、ホント。」な監督よがりな一本。


乃木坂のファンはこんなもんを観なければいけないので大変だ。
俺も大変だよ。
半ば拷問に近いつまらなさ。
せめて三人がもっと可愛く映っていればイイのだが、割とブスに映っている。後半はちょっとマナツたんの足の肉付き感とか、それぞれそれなりに見れたりはしたが、アイドル映画としては若干辛い。
でも我慢して観ていると意外と二時間が早く過ぎ、それなりに観れてしまった。
マンガの原作があるらしいが山下ワールドな作品だと思う。脚本にいまおかしんじまで入っていていまおかワールドも感じる。
とりあえず、どんなにつまらなくても実験的なことやっても乃木坂のコアなファンは観てくれるので、損しないことをイイことに好き勝手作っちゃった感じがした。
レビューサイトではほぼケチョンケチョンに言われていて、レンタルDVDで十分とかとも言われているが、それは違う。こんなもんDVDでまともに観れない。
金払って映画館に来たので仕方なく最後まで観て、なんとか美味しい所を探して、わざわざ観に来た価値を無理やり作って自分を納得させる作業が必要な一本である。


(2015年1月中川コロナにて950円ポップコーン付金券にて鑑賞)

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