君の膵臓をたべたい

2017年　日本4(東宝)　115分　青春/恋愛/難病モノ
監督/月川翔　脚本/吉田智子
原作/住野よる『君の膵臓をたべたい』（双葉社刊）
出演/浜辺美波、北村匠海、大友花恋、矢本悠馬、桜田通
　　　　小栗旬、北川景子、上地雄輔
(79点)　良く出来ている故、なんか物足りないような・・・。

今じゃしがない小栗旬。母校で教師をやっているが想い出の、あの図書館が廃止となるらしい。
そして思い出すあの娘のことを。
同じクラスの人気者の彼女、偶然知ってしまったが膵臓の病気であと少しの命らしい。
その日以来、妙に絡まれ、彼女の親友や元カレからひどい扱いを受けつつ、影の薄かった地味で平和な高校生活は一変することに。

いや～、予告編から気になっていてつい初日に観に行ってしまったのだが、九時からの最終回だが、ほぼ満員で一番前の席しか空いてなかったからプラス1,000円出して一番後ろのスペシャルシートに。
隣のバカップルが気になりつつも鑑賞。
良かったんだけど。小栗旬上手いなーと思ったりしたんだが、よく出来てるけど、なんか物足りない。と言うか、小栗旬とか北川景子とか上地雄輔とか、いる？
レンタルコミック屋で漫画版のコレのラストを見たら大人になってなかったので、大人になっての回想シーンは映画のアレンジかもしれない。もしアレンジなら効果的ではないかも。過去と現在と未来が映画的快楽に繋がってない気がした。
あとヒロインの浜辺美波は魅力的だったが、ヒロインがこの人だけでは後半飽きる。
第二ヒロインがストーリー的に弱いし、北川景子は逆に強すぎる。
うん、でも、それは私がオッサンだからかも。学生の時とかそれに近い年代ならヒロインとかに恋しちゃってもう大変かも。
予告で気になっていた北川景子が何者か分かったところが一番テンションが上がった。
伝説の図書部員という設定はあんまし生きてなかった気がする。
DVD化したらレンタルでもっかい観ようとは思う。

(2017年7月ミッドランド２レイト、スペシャルシート計2,100円にて鑑賞、満員)