え ~ が ~ 天 獄

嗚呼、天国か地獄か、それなりに行き詰まりのパラダイス。
映画を中心に、あくまで個人的好き嫌いで感想紹介。

脳男

2014年05月22日 | サスペンス・ミステリー
2013年 日本 125分 アクション/ミステリー
監督/瀧本智行 原作/首藤瓜於『脳男』(講談社刊)
出演/生田斗真、松雪泰子、江口洋介、二階堂ふみ
   太田莉菜、染谷将太、山崎ハコ、甲本雅裕、夏八木勲

(70点) 面白かった!韓国の傑作未公開サスペンスを観た感じ?

人間爆弾を使った極悪非道な犯罪が多発。
捜査は難航するがなんとか犯人の潜伏先を突き止める。
何人かは逃すがそこにいた生田斗真を容疑者として捕まえる。
しかしこの男、見るからに普通でない。感情がない。
カウンセラーの松雪泰子に精神鑑定を依頼。
いろいろ調べて生田斗真は脳男だとわかる。
そしてその生田斗真を狙って真犯人二階堂ふみがやって来る。
病院はドッカンドッカン。
いっぱい死んで、大惨事だけど、生田斗真は平然としてる。
だって脳男なんだもん。
脳男って何?


5~6年前、読書にハマっている時期にブックオフで105円で売っていて気になっていた。
江戸川乱歩賞を受賞したミステリーらしく推理小説の嫌いな私は気になりつつ読まなかった。
そんな5~6年前に105円で出回るような文庫本が映画化されると聞いてますます気になったが、主演が源氏物語でこりゃアカンと思った生田斗真だったので観に行くことは出来なかったのだが、快楽亭ブラックが褒めてたので観ることにした。

面白いじゃねーか。
こりゃ相当面白い。なかなか、えげつない話だが、よくこんなもんをジャニーズ主演でメジャー映画として公開できたものだと驚いた。
なんか韓国の未公開傑作サスペンス大作を観たような感じがした。
ネットで検索すると随分賛否両論のようだが、私には面白かった。
生田斗真は感情のない殺人ロボットに合っている。
途中からトホホ映画「アンブレイカブル」と被って見えてしまったが、それに比べると「脳男」の方が出来は良い。


(2014年USV準新作半額125円にてレンタル鑑賞)

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