え ~ が ~ 天 獄

嗚呼、天国か地獄か、それなりに行き詰まりのパラダイス。
映画を中心に、あくまで個人的好き嫌いで感想紹介。

百瀬、こっちを向いて。

2014年05月19日 | 青春
2013年 日本 109分 ロマンス/青春
監督/耶雲哉治 原作/中田永一 (乙一の変名) 脚本/狗飼恭子
出演/早見あかり、竹内太郎、石橋杏奈、工藤阿須加、向井理

(70点) ヘタレな僕と、二番目の君と。

偽装恋人、百瀬!
学園のヒーロー宮崎先輩は僕の幼馴染で命の恩人だ。
その宮崎先輩は学園のマドンナ徹子と付き合っていた。
ナイスカップルだ。
しかし僕は見た。宮崎先輩とオカッパが一緒にいたところを。
そのオカッパが百瀬。宮崎先輩の二番目の恋人。
宮崎先輩は百瀬との噂を隠すため僕を使った。
百瀬はそれでも宮崎先輩の傍に居られるならと偽装恋人として僕をひっぱりまわす。
ヘタレな僕の地味な高校生活は一変。
偽装だけど、好みじゃないけど、迷惑だけど、女の子と手つないだり、始終一緒に居たらちょっとドキドキ。
ドキドキドキドキ。
しかし百瀬は僕の隣で実らない恋に傷ついていく。


チラシ、ポスターがなんか気になった。
いわゆるジャケ買いで観に行った映画だった。
思ったよりもヒロインが可愛くなくてビックリしたが、そんなに愉快な話でもなかったが、面白かった。
突っ込みどころはあるだろうけど100点だと思った。
しかし後から考えると突っ込みどころが大きすぎるな。
向井理の回想録として語られているのに、知るはずのない情報もガッツリ描かれているし、百瀬と宮崎先輩がどの程度の付き合いなのか分からないし、そもそも百瀬が宮崎先輩を好きと言うのもあんまり感じなかった。
こりゃアカン。
観てるときは凄く良い映画で完璧!と思ったんだけど、惜しい!!
こじんまりと上手くまとめちゃった映画だったが、もう少し突き抜けたものがあると一生の映画になったかも。
早見あかりが思ったほど可愛くなかったからかな、いや映画にはあっていたし、まんまとスカートからのぞく足には主人公と同じくドキドキしたけど・・・。
学園ものとして、ちょっと「霧島、部活辞めるってよ」と同じ空気を感じた。


(2014年センチュリーにてポイント2倍デーで有料鑑賞)

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