え ~ が ~ 天 獄

嗚呼、天国か地獄か、それなりに行き詰まりのパラダイス。
映画を中心に、あくまで個人的好き嫌いで感想紹介。

悦子のエロいい話 ~あるいは愛でいっぱいの海~

2011年09月18日 | 城定秀夫監督作品
2011年 日本 70分 エロ/Vシネ/純愛
監督・脚本/城定秀夫
出演/めぐり(藤浦めぐ)、守屋文雄

(90点)オススメ! ヤリマン女を愛する男のエロエロ純愛ドラマ

悦子はヤリマンだった。
常に発情して誰とでも寝る女、高校時代すでにクラスメートの男子ほとんどと関係していた悦子だったが、そんな彼女に惚れている男子がいた。男は悦子がヤリマンだと言う噂を信じていなかったが、悦子に告白したその日に悦子に無理矢理童貞を奪われてしまう。
悦子がヤリマンだと知っても彼女への想いは変わらなかった男は
「セックスがしたくなったら僕がするから、もう他の男とはやらないで欲しい!」
と言う。
その日から悦子とやり続ける日々が始まったが、流石に学校にバレ、もともと噂のあった悦子は自主退学を余儀なくされ、二人の関係は終わってしまう。
数年後、偶然再会した二人は再び幸せでエロエロな日々が始めるが、男はやりすぎで仕事中居眠り運転をして事故に遭い、怪我は治ったがEDになってしまう・・・。


200万円という超低予算エロVシネシリーズは予算の縛りは大きいが内容的にはわりと好きなことがやれるとか。
もともとピンク映画用に考えた話らしいがピンク映画からも蹴られ、Vシネで出来るようになったもののヤリマン巨乳の役はAV女優でさえも嫌らしく3人に断られ、4人目でようやく「めぐり」に辿り着いたらしい。
しかし個人的にこの女優さんが素晴らしかった。顔が好み。Hシーンだらけだが変なイヤラシサはなく明るく楽しい作品に仕上がっている。
劇場では主演の男優守屋氏の評価が高かった。脚本家としても才能を発揮している才人らしいが既にメジャー映画の出演も決定していて、この作品はそんな彼の初期の代表作になるか過去の汚点として封印されるかの名演技を披露している。
でも、やっぱり私は「めぐり」が良かった。
シンプルでとてもいい話、まだリリース前の劇場公開だったが買ってもいいと思えるほど名作だと思う。
でも後から考えると同時上映の「ヒン子のエロいい話」の方が凝っていて好きかも。でも「めぐり」がメッチャ好みなので若干コッチの方が得点高し。


(2011年9月16日スコーレにて監督トークショー付き1,000円にて鑑賞)
 同時上映「ヒン子のエロいい話」


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