え ~ が ~ 天 獄

嗚呼、天国か地獄か、それなりに行き詰まりのパラダイス。
映画を中心に、あくまで個人的好き嫌いで感想紹介。

タナトス

2011年10月13日 | 城定秀夫監督作品
2011年 日本 101分 ボクシング/青春
監督・脚本/城定秀夫 原作/落合裕介 原案/竹原慎二
出演/徳山秀典、佐藤祐基、平愛梨、渋川清彦、升毅、梅沢富美男

(79点)心を閉ざした不良がボクサーへ

母親は出て行き親父に虐待されながら育った陸は親父を半殺しにして家を出て不良の助っ人として喧嘩で金を貰いその日暮らしをしていた。
しかしある日天才アマチュアボクサーに伸されリベンジのためボクシングジムに殴りこみに行きいろいろあってボクサーを目指すことになるが、そのライバルは脳に障害がありプロボクサーの道を閉ざされていた。


低予算Vシネ中心の城定監督の一般映画と言うことで楽しみにしていた。
やっぱり城定監督は凄いね。依頼されればどんなジャンルの映画もちゃんと面白く撮ってしまう。
原作がボクサー竹原慎二原案のコミックと言うことらしいが、ちょっとエピソードを詰め込みすぎたような気がする。
ただ一週間前に観た「明日のジョー」よりもボクシングシーンが生々しくて面白みを感じたが、でもクライマックスがジョーよりもさらに弱い。対戦相手がライバルじゃないんだもの。
魅力的なキャラクターが揃っているので群集劇としては楽しいが、観終わった後には小粒の印象。
だけど城定監督の映画は二回目が面白いので、もっかい観たら深く感動するかも。


(2011年10月スコーレレイトショーにて会員1,000円にて鑑賞)

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