え ~ が ~ 天 獄

嗚呼、天国か地獄か、それなりに行き詰まりのパラダイス。
映画を中心に、あくまで個人的好き嫌いで感想紹介。

テッド

2013年03月10日 | コメディ
2012年 アメリカ 106分 コメディ/R15+
監督・脚本・テッドの声/セス・マクファーレン
出演/マーク・ウォールバーグ、ミラ・クニス、ジョエル・マクヘイル、
    ジョヴァンニ・リビシ、ノラ・ジョーンズ、サム・ジョーンズ

(80点) アメリカらしい下品なファンタジックコメディーの痛快作。

友達のいないジョンの願いが奇跡を起こし熊のぬいぐるみテッドに命が芽生える。
その奇跡にマスコミ騒然、社会現象を巻き起こすがあれから30年、それも普通になりジョンとテッドは麻薬吸ったり女遊びしたりフラッシュゴードン見たりして不良中年として仲良く暮らしていた。
が、ジョンに恋人が出来、ジョンも大人にならなくてはならない。
ついにテッドはジョンと離れ、一人暮らしをさせられるが・・・。


かわいいテディ・ベアが大活躍する下品なオタク馬鹿映画。
麻薬は吸うはデリヘルは呼ぶは乱交パーティーはするはで、何かの間違いで大ヒットしてしまっているが、本来は相当マニアックな映画。よくもまー日本でしかもメジャー系で劇場公開出来たものだ。
フラッシュゴードンネタには個人的には大笑い。本編のラスト・ショットはあれでいいのか?
個人的にはハマった一本だったが、賛否両論みたい。そりゃそうだ。
しかし、ぬいぐるみの動きは凄いね。
スペシャルゲスト的登場の歌手ノラ・ジョーンズって名前だけ知ってたけど意外とカワイコちゃんなのね。
赤ちゃんがブルース・ウィリスが声優担当のオヤジ言葉でトークする下品なコメディ「ベイビー・トーク」を思い出した。


(2013年3月ピカデリーにて有料鑑賞)

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アルゴ

2013年03月10日 | ドラマ
2012年 アメリカ(ワーナー) 120分 サスペンス/実話
監督/ベン・アフレック 脚本/クリス・テリオ
出演/ベン・アフレック、ブライアン・クランストン、アラン・アーキン
    ジョン・グッドマン、ヴィクター・ガーバー、テイト・ドノヴァン
(100点) オススメ!! 本当にあった「クソ映画がアメリカを救う大作戦」

1979年イラクで起こったアメリカ大使館襲撃事件。
なんとかカナダ大使の私邸に逃げ込んだ職員6名だったが見つかれば公開死刑が免れない状態。
困ったアメリカは人質救出のプロに依頼。
プロはB級SF映画のロケハンを装い6名を救出させると言うアホみたいな作戦を立てる。


まさかのアカデミー作品賞受賞。
日本公開はすでに終わっていて、たいしてヒットせず終わった印象を持っていた。
日本ではアカデミーの賞レースから洩れていたので受賞を聞いてビックリ。しかもそのときになって「確かにノミネート作品の中で一番面白い」などと軽部アナにコメントされて、え!そんなに面白い映画だったの?と今さら観たくなった。
と思っていたら109シネマが緊急公開してくれたので観れた。
すげー面白い!!
こーゆーのを面白いと言いづらいが一級の娯楽戦争脱出映画で、しっかりエンターテメントしている。
しかし、ポスターのデザインが良くないね。
全然面白そうじゃない。
オープニングのイラン人の襲撃シーンはゾンビ映画以上に怖く、ゾンビよりも生きた人間の方が怖いことを再認識。
本編に入るとハリウッドの内幕モノとしての面白さもあり、映画ファンとして凄く楽しめた。
実話を元にしているとは言え、ストーリー展開はかなりオリジナルだと思う。
娯楽大作として気楽に観ていいと思う。そして戦争ってやーねーと思えば良い。


(2013年3月109シネマにて有料鑑賞)

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