え ~ が ~ 天 獄

嗚呼、天国か地獄か、それなりに行き詰まりのパラダイス。
映画を中心に、あくまで個人的好き嫌いで感想紹介。

ホビット 決戦のゆくえ

2014年12月22日 | ファンタジー
2014年 アメリカ/ニュージーランド 144分 ファンタジー
監督/ピーター・ジャクソン 原作/J・R・R・トールキン
出演/イアン・マッケラン、マーティン・フリーマン、リチャード・アーミティッジ

(80点) 3部作完結編

竜が死んで城に財宝目当てで人々や各国の軍団が集まってくる。
英雄だったはずの城の正統な後継者トーリンは財宝の魔力にとりつかれ約束を無視し争いが始まる。
そこへ邪悪な敵の軍団もやってきて戦争戦争、戦争戦争。
ドワーフが、人間が、エルフが、トロルが、ゴブリンが、戦争戦争、戦争戦争。


「ロード・オブ・ザ・リング」3部作が面白かったのでコレも続けて観てきた。
完結編でやっと本編に突入した感じがした。
シリーズ通しても超大作なのに「ロード・オブ・ザ・リング」3部作よりスケール感がない気がする。テレビドラマっぽく感じるのは私だけ?
関係ないけどここしばらく映画を観てなかった。と言っても3週間くらいだけどDVDも観てなかったので映画に飢えていた。あーやっぱり私には映画が必要だと再認識。


(2014年12月中川コロナにて有料鑑賞)
 2Ⅾ字幕版だったからか小さ目の劇場、出来ればおっきい所で観たかった…。

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愛しのゴースト

2014年10月21日 | ファンタジー
2013年 タイ 113分 ホラー/コメディ/ロマンス
監督・脚本/バンジョン・ピサヤタナクーン
出演/マリオ・マウラー、マイ=ダーウィカー・ホーネー

(70点) 馬鹿映画テイストのタイ産ラブホラーの逸品

身重の妻を残して戦場の最前線へと送り込まれたマーク。
命からがら逃げ延び愉快な戦友とともに故郷に帰ってきて愛する妻と生まれたての我が子に会えたが、どうも村の様子がおかしい。
そう実は妻と子は既に死んでいて幽霊だったのだ。
いや実は幽霊はマークかも。
そんなこんなで右往左往するタイ産ゴーストラブストーリー。


シネコンの上映スケジュールを確認してたら全然知らない映画がやっていた。
調べるとタイでは「アンナと雪の女王」を凌ぐ大ヒットを記録したと言う日本では無名のロマンチック怪奇譚のようだった。
ヤフーの映画レビューは高得点。サイトで予告編を観たら全然面白そうじゃない。
でも、ヤフーの映画レビューは高得点。
なので観に行ったがやっぱあんまし面白くなかった。
登場人物が馬鹿すぎる。人物の行動に無理を感じる。
でも、そんな馬鹿な展開はわざとなので、これはこれで出来がいいのかもしれない。
ラストはちょっと面白かった。
「雨月物語」を大衆喜劇にしたような映画だった。


(2014年中川コロナにてポイント鑑賞)

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マレフィセント (3D吹き替え版)

2014年09月28日 | ファンタジー
2014年 アメリカ(ディズニー) 97分 ファンタジー
監督/ロバート・ストロンバーグ
製作総指揮/アンジェリーナ・ジョリー
出演/アンジェリーナ・ジョリー、シャールト・コプリー、
    エル・ファニング、サム・ライリー

(70点) 母性の塊アジェリーナ・ジョリーのデズニー印PV映画

ダークな世界観ながら心優しい精霊たちが暮らす素敵な精霊の国があった。
その隣には腹黒い人間の王国。
豊かな精霊の国の宝石を狙って子供のコソ泥が捕まるが心優しい精霊の王女マレフィセントは助けてやる。
まだ純粋な部分も持っていた少年のコソ泥との間に友情が芽生え、いつしか愛情も芽生えるのだが、所詮腹黒な人間のしかもコソ泥。己の出世のためにマレフィセントの自慢の翼をもぎ取り王様に献上し、まんまと人間の国の王様になってしまう。
男に裏切られたマレフィセントことアンジェリーナ・ジョリーは怒り爆発!
男を苦しめるため生まれてきたオーロラ姫に呪いをかける。
でも、もともと母性の塊のマレフィセントことアンジェリーナ・ジョリーは呪い執行の日までオーロラ姫を見守り、情が湧いてきてしまう。
しかし呪いは絶対で、それをかけたマレフィセントことアンジェリーナ・ジョリーにも解くことが出来なかった。
特効薬の王子様を用意したりと裏工作に励むが、ついに呪いの日がやって来る。
どうする?母性の塊マレフィセントことアンジェリーナ・ジョリー!


「眠れる森の美女」の悪役マレフィセントを主役に母性の塊アンジェリーナ・ジョリーが自分宣伝用に作った? それでもディズニーのファミリー向け映画な一本。
絵面は綺麗だが、つまんなくはないけど、とくに面白くもない。
そんなにいないとは思うけどアンジェリーナ・ジョリーの熱烈なファンなら仕方ないけど大満足の一本かと・・・。
期待したオーロラ姫役のエル・ファンニグちゃんも、いい感じでスレた顔していてジョリーを虜にする程の魅力は感じなかった。
テレビ放映で十分かも。いや、これほどの映画だからつまんなくはないし、流石は「ゾンビ戦争」のブラピの嫁だけはあるわーとも言えるある意味逸品。
どちらかと言うと「眠れる森の美女」のパロディー作品だと思う。


(2014年9月中川コロナにて有料鑑賞)

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パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々:魔の海

2014年09月24日 | ファンタジー
2013年 アメリカ(FOX) 106分 ファンタジー/冒険
監督/トール・フロイデンタール 製作総指揮/クリス・コロンバス
出演/ローガン・ラーマン、アレクサンドラ・ダダリオ
    ブランドン・T・ジャクソン、ダグラス・スミス

(90点) 軽く楽しい冒険ファンタジーの快作♪

海の神ポセイドンと人間の混血児、伝説のハーフ・ゴッド「パーシー・ジャクソン」。
邪悪な敵から身を守るためハーフゴッドキャンプ村でスキルを高めているのだが、ちょっとスランプ。
そこへ敵が攻めてきて魔法のバリアが壊れかける。
それを修復するには伝説の「金の羊毛」が必要。
パーシー・ジャクソンは愉快な仲間たちと共に羊毛があると言うバミューダ・トライアングルの鬼ヶ島へ冒険に出るのだ。
異母兄弟の一つ目君も愉快に登場。


面白いなー♪
前作も面白かったけど今回も少年マンガっぽく軽くてちょい熱くて楽しい。
個人的見解だが、これこそ映画だと思う。
こーゆー簡単に観れて楽しいのが好きだなー。
シリーズとして続きそうだけどこのノリで続いてくれるといいなー。
案外DVDやテレビ放送でも問題なく楽しめる少年娯楽活劇だと思う。
オススメ♪


(2014年9月レンタル準新作半額デー124円にて鑑賞)
前作「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」の記事はコチラ

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ノア 約束の舟

2014年07月07日 | ファンタジー
2014年 アメリカ(パラマウント) 138分 ドラマ/アドベンチャー
監督/ダーレン・アロノフスキー
出演/ラッセル・クロウ、ジェニファー・コネリー、レイ・ウィンストン
    エマ・ワトソン、アンソニー・ホプキンス

(70点) これほどの映画に感動できないなんて!

人間なんて水責めで皆殺しじゃ!
そんな神の思し召しを受けてアダムの子孫のノアは岩男とともに箱舟づくり。
勝手に集まる動物たち。
その船よこせ!と襲ってくる愚かな人間ども。
そして雨がジャー、世界沈没。
生き残ったノア一家にも家庭不和が!!!
そんな超大作・・・。


これほどの超大作に満足出来ないなんて、もう映画なんて見ない方がいいんじゃないの?
などと思ってしまうのだが・・・、なんか感動できなかった。
エマ・ワトソンが見たくて観た映画なのにエマ・ワトソン、いる?
聖書に基づく歴史劇かと思いきや怪獣映画っぽいファンタジーだった。
なんかノアの服とかもデニムっぽくて紀元前の話っぽくない。
原寸大の箱舟に実際に人工的に雨を降らしたと言うがそんなに迫力を感じなかった。
動物がオールCGだから?
いやいや、これほどの映画にケチつけちゃバチが当たるね。
でも、割と評判もイマイチみたいね。


(2014年7月中川コロナにて有料鑑賞)

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ネコヤドのハルとアキ

2014年06月19日 | ファンタジー
2012年 日本 15分 ファンタジー/女の子/観光PR
監督・脚本・撮影/近藤勇一
出演/溝口恵、星名利華、彩月貴央

(78点)栃木県鹿沼市に行きたくなるショートフィルムと言う名の女の子映画

クマにしか見えないネコのぬいぐるみに導かれかつて親友だった女の子が仲直りする茨城県鹿沼市の助成金で作られたショートフィルム。

同監督・同出演者による中編「ソラから来た転校生」の同時上映&DVD同時収録作品。
ほとんど同じノリでコチラを発展させて「ソラから」が作られたと思われる。
ぬいぐるみがブサカワイク映画のアクセントになっていて面白かった。
おそらく劇場ではコチラを先に上映して「ソラから」を上映したと思うがDVDでは映像特典なので後から観た。
後から見た方が「ソラから」を邪魔せずオマケとして楽しめたので良かったように思う。
ひょっとするとコッチの方が出来的には良いかも。
助成金で作られた観光映画だがクマ(ネコ?)のぬいぐるみと女の子にしか目が行かず名所風景があまり印象に残らなかった・・・。


(2014年6月レンタルDVD「ソラから来た転校生」の特典として鑑賞)

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ソラから来た転校生

2014年06月17日 | ファンタジー
2012年 日本 48分 青春/ファンタジー/女の子映画
監督・脚本・撮影・編集/近藤勇一
出演/星名利華、溝口恵、桑野晃輔、西島顕人
    岩井七世、菅登未男、山村美智、相楽樹

(80点) 自主映画っぽい女の子ファンタジーとしては良作

地上で行方不明となったルナを探すためソラから転校生としてやって来たレイカ。
女子高生マコトがルナであるとわかりソラへ連れて帰ろうとするが、どうやらソラでの記憶は無くしたようですっかり人間気取り。
マコトは文化祭に向けて自主映画を企画していて、こともあろうにレイカに脚本を書いてくれと近づいてくる。
そうこうしているうちにレイカもまんまと女子高生としての人間暮らしに染まっていく。
この状況にレイカの上司にあたるミュートも転校生として二人の前に現れ・・・。


一年前シネコンでこっそり上映していた。
シネコンでは一般上映に混じって、超マイナーな映画、通な映画、ファン向けのイベント的上映会が何気なく行われてたりする。
場合によってはポスターすら貼ってなく、よっぽど注意してチェックしていないと上映していることさえも気づかない。
この映画は上映してるのには気づいたがどんな映画かはわからなかった。
シネマスコーレでレイト上映していたらなんとなく立ち位置がわかるのだがシネコンだとどんな類の映画なのかさっぱり。
結局見逃しつつそれでも気になっていたらレンタルDVDで出ていた。
どうやら蒼井優、ともさかりえ等が在籍する芸能プロダクションのイトーカンパニー主導のプロモーション的アイドル映画のようだ。
低予算のほぼ女子高生しか出てこない女の子映画。
ファンタジックで優しい(甘っちょろい)ノリの48分の小品だが、女の子たちはそれなりに普通で可愛く、このて映画としてはストーリーもそれなりにまとまっていて、このての映画やカワイコちゃんが好きなら十分な映画だった。
ちょっと東京事変のPV「閃光少女」と近いものを感じた、と言うか監督が一緒かなと思う程ノリは似てる。
ストーリーは「ベルリン 天使の詩」か、それにインスパイアされた鴻上尚史の演劇「天使は瞳を閉じて」っぽい。


(2014年6月USV準新作割引125円にてレンタル鑑賞)

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画皮 あやかしの恋

2014年06月07日 | ファンタジー
2008年 シンガポール/中国/香港 103分 ファンタジー
監督/ゴードン・チャン
出演/ジョウ・シュン、ヴィッキー・チャオ、チェン・クン
   スン・リー 、チー・ユーウー、ドニー・イェン、リウ・イエン

(75点)アジアン美男美女が惚れた腫れたでチャンチャンバラバラの怪奇譚♪

美女の皮を被った妖(あやかし)がおったそうな。
美女に成りすますためには人の心臓を食わねばならぬ。
まんまと美男美女の夫婦の家に厄介になるが、この旦那、奥さんのことが好きでなかなかなびかねー。
奥さんの方は美女が妖魔だと感づいたご様子。
元カレに妖魔退治を願い、なんだかんだと美男美女らの感情が入り乱れ、どんどん人は死ぬは、奥さんが妖魔として追われるは、それぞれが愛のために自己犠牲合戦で切なさ炸裂の純愛怪奇譚で惚れた腫れたのチャンチャンバラバラ♪


「チャイニーズゴーストストーリー」や「スウォーズマン」「白髪魔女伝」の類の香港ラブ奇譚と言うかそれらのチヤンポン映画。
それなりに面白かったが若干ミスキャストな感じもした。
「少林サッカー」の坊主頭美女のビッキー・チャオが奥さんではなく妖魔の方が良かったのでは?
ややしんみりしているが面白要素はたっぷり。
続編やテレビシリーズもあるので気が向いたら観るかも。


(2014年6月USV75円レンタルにて鑑賞)

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青天の霹靂

2014年06月01日 | ファンタジー
2014年 日本(東宝) 96分 ドラマ/コメディ/ファンタジー
監督・原作・脚本/劇団ひとり 脚本/橋部敦子
主題歌/ Mr.Children『放たれる』
出演/大泉洋、柴咲コウ 、劇団ひとり

(80点) テレビタレントの初監督映画としては上手すぎる小粒な佳作

幼い頃、父親の浮気に愛想をつかして母親が出ていったことで心に傷を持ちロクな大人になれなかったと嘆く売れないバーマジシャン大泉洋。
高校卒業以来会ってなかった父親が浮浪者として死んだと知る。
そのとき青天なのに雷に打たれ40年前にタイムスリップ。
そこで自分が生まれる前の父と母に出会う。
何故か浅草の寄席で父親とマジックでコンビを組み、父に聞かされた事実が違うことを知り・・・。


劇団ひとりの処女小説「陰、日向に咲く」を読んで小説の面白さにハマったことがあるので、その劇団ひとりが映画監督としてデビューすると聞いて観に行くことにした。
初監督としては上手すぎる。
でも、これはこれで完成しているけれど映画としての充足感はちと足りない?
ただ、もうひと盛り上がりとか、もうひとひねり加えて欲しいとも思うが、そうするとボロが出てしまうかもしれないので、これはこれでいいのかも。
でも、やっぱりこれで1,800円の価値があるかと言うと、どおだろう?
良質な短編小説なみの内容でメジャー系のロードショー作品としてはちっぽけすぎる?


ネタバレしてしまうが・・・、


あらすじのまま、予告編の印象そのまま、それ以上でもそれ以下でもない。
深夜のスペシャルドラマかビデオオリジナル作品か二本立ての同時上映作品としてなら有だが・・・、
いや面白かったよ。
でも、初監督作品としての気合いが主題歌にMr.Childrenのオリジナル楽曲を使ったことぐらいしか感じられなかった。
それは今後の映画監督としてのノビシロを感じる部分でもあるのだが。

いや、今のところ今年観た新作映画の中では一番の作品ではあるんだけどね。
柴咲コウは上手い!


(2014年6月1日中川コロナにて有料鑑賞)

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魔女の宅急便 実写版

2014年03月13日 | ファンタジー
2014年 日本(東映) 108分 ファンタジー
監督/清水崇 原作/角野栄子 脚本/奥寺佐渡子、清水崇
出演/小芝風花、広田亮平、尾野真千子、山本浩司
    浅野忠信、筒井道隆、宮沢りえ、寿美菜子(ジジ)

(50点) 風花ちゃんは可愛いけど脚本と野郎どもが・・・

魔女見習いのキキこと小芝風花ちゃんは黒猫のジジとともに海辺の街へとやってきた。
根性悪の飼育員とただの嫌な奴の少年とんぼにからまれつつほうきで空を飛ぶことしか出来ないキキは宅配便の仕事を始める。
最初は珍しがって好評を得るが心無い人の風評被害により仕事は激減。
しかもただ一つの能力の飛ぶことも出来なくなってしまう。
そしてアイドル的カバは病気になり、歌手は心を閉ざし、嵐の夜にキキは無理やり配達させられ・・・。


児童文学と言うより名作扱いを受ける宮崎版のアニメの実写版として扱われる本作。
「呪怨」「怪奇大家族」の清水崇が監督ということで気になった。
小芝風花ちゃんはなかなかキキしていて良かったのだがとんぼが嫌な奴にしか見えなくて困った。
また脇役の飼育員の性格の悪さが鼻について見るに堪えない。
さらに後半の嵐の中、漁師も船を出さないのに女の子にほうきで海を渡れという展開の阿保さ加減にはついていけなかった。
でも考えてみたら清水崇監督は個人的には馬鹿映画の才人と思っているので馬鹿映画の片りんをみせる児童文学として我慢してもいいかもしれない・・・。


(2014年3月中川コロナにて有料鑑賞)

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ホビット 竜に奪われた王国

2014年03月13日 | ファンタジー
2013年 アメリカ/ニュージーランド 161分 ファンタジー
監督/ピーター・ジャクソン 原作/J・R・R・トールキン
出演/マーティン・フリーマン、イアン・マッケラン、
    リチャード・アーミティッジ、ベネディクト・カンバーバッチ

(70点)大作だけどテレビっぽいって感じるのは私だけ?

世界が暗黒に支配されようとしている。
それを阻止するべく魔法使いのガンダルフは王子を応援。
王子は仲間と共に竜に奪われた王国を取り戻す旅を続けていた。
敵から逃げ、エルフに捕まり、濁流を逃げ、敵に襲われ、エルフに助けられ、王国のふもとの町に逃げ込み、遂に竜の棲家と化した城へ辿りつく。
まんまと使いパシリとしてホビット族のビルボがそう言えば大活躍。
そして目覚めた竜は、意外とベラベラ喋る竜は、竜は!!


ロードオブザリングは面白かったけど前作は思ったほど面白いとは思わなかった。
でもテレビCMとか見てたら観たくなった。
3D作品だけど敢えて2D字幕版で観る。
そのシネコンの中では最大級の劇場で観れた。
でも前作でも感じたけどこれほどのスケールのファンタジー大作なのにテレビシリーズを見ているような小規模感。
CMつきでテレビ放映で見たほうが面白く感じるかもしれないと思ってしまう。
いや、つまんなくはない。
エルフの兄ちゃん姉ちゃんはカッコイイし、見せ場たっぷりだし、ただあの終わり方は・・・。
少なくともあと一年、あの続きを待たねばと思うと・・・。
いや意外とじれったくはないね。それほど楽しみとも思ってない。
いやいや次回も観るけどね。
でも完結編が前後編の二部作になったらちょっとやだな。


(2013年3月中川コロナにて有料鑑賞)

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ウォーキングダイナソー

2013年08月11日 | ファンタジー
★★★

実物大恐竜がのし歩き、戦ったり、逃げたり食べたりするホールイベント。
上演時間は3~40分の二部構成で7~80分くらい。
恐竜学者をナビゲーターに恐竜誕生から滅亡までの歴史をさらりと紹介。


数年前のイベントは見逃したので今回は早めにチケットを買って観に行った。
それなりに面白かったが割りと素っ気無い演出とも感じた。
とくにフィナーレが無かったのが残念。
最後はドーンと全恐竜がステージをノシ歩き感動のフィナーレを期待したのだが着ぐるみ形式の小さめの恐竜くらいしか出てこなくて残念。
技術的や色々な事情でいっぺんに巨大恐竜をステージに登場させるのは難しいのかもしれないが、やっぱ尻つぼみ。
一日三回公演とのことで会場内に物販スペースが無く、終演後は追い立てられるように外に出されて余韻にも浸れない。
外の物販コーナーは暑すぎてとても並ぶ気にはなれない。
この夏の大型イベントのわりにあっさりしていたのが少し不満だが、まーそれでも巨大恐竜は迫力があり、面白くはあった。


(2013年7月名古屋日本ガイシホール 約一万円)

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オズ はじまりの戦い

2013年05月21日 | ファンタジー
2013年 アメリカ(ディズニー)  130分 ファンタジー/アドベンチャー
監督/サム・ライミ
出演/ジェームズ・フランコ、ミラ・クニス、レイチェル・ワイズ
    ミシェル・ウィリアムズ、ビル・コッブス、トニー・コックス

(80点) オススメ! とにかく映像がキレイ!!

これは「オズの魔法使い」の前の話。
地方まわりの売れないマジシャンがアッチの女コッチの女に手を出して逃げ出して辿り着いたオズの国。
そこで予言の魔法使い間違えられ女同士の争いに巻き込まれアッチの女コッチの女にふらふらしているうちに羽の生えたサルと生意気な陶磁器嬢ちゃんと共に悪い魔女をやっつるのだ。


テレビCMの陶器の女の子が全然可愛くなかったので見るつもりはなかったのだが、監督が「死霊のはらわた」「スパイダーマン」のサム・ライミと聞いて見たくなった。
サム・ライミなら女が不細工なのはしょうがない。
でも見てみたらメインヒロインは確かにいつものようにアバズレ顔だったが、悪女がキレイだったし、意外と陶器の女の子が可愛かったので良かった。
しかしなんと言ってもオズの国の色彩が綺麗。
見逃さなくて良かった普通に楽しい一本。
70年以上前のただ楽しいだけの名作「オズの魔法使い」を見てからドーゾ。


(2013年4月中川コロナにてたぶん3D吹き替え版で有料鑑賞)



ジャックと天空の巨人 3D吹き替え版

2013年04月15日 | ファンタジー
2013年 アメリカ 114分 ファンタジー/おとぎ話/怪物映画
監督/ブライアン・シンガー
出演/ニコラス・ホルト、エレノア・トムリンソン、スタンリー・トゥッチ
   イアン・マクシェーン、ビル・ナイ、ユアン・マクレガー

(75点) 特撮怪獣映画ファンにはオススメのB級モンスター娯楽作

人食い巨人が空の上
王国を巨人使って支配しようとする悪人
美しく奔放な王女さま
小作人のちょいイケメンジャック君
豆の木つたって下りてくる馬鹿で粗野な人食い巨人軍団
そんでもって王国は大騒ぎ
シンプルなB級ファンタジック系怪獣映画


低予算の怪物冒険ファンタジーのノリでそこそこ金を使って作ったマニア向け娯楽映画。
ややグロイ巨人はファミリー向けではないが言うほどエゲツもなかった。
もーちっと巨人との攻防があっても良かったけど小品としてアリ。
日本語吹き替え版は中途半端にお笑い芸人を巨人の吹き替えに当てて、関西弁なんか使ってちょい台無し。
2D字幕版もしくはDVDで十分かも。
でも劇場では二度と観れない程度の娯楽映画なので映画館で観れて良かった。
客は二人しか入ってなかった・・・。
50年前のシンドバット七回目の航海の二番煎じ映画のリメイクとも言われているがオリジナルの方が好き。オリジナル版は実売1,000円の廉価DVDで入手可能。


(2013年4月中川コロナにて有料鑑賞)

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ルビー・スパークス

2013年03月20日 | ファンタジー
2012年 アメリカ(FOX)  104分 ロマンス/ファンタジー/PG12
監督/ジョナサン・デイトン、ヴァレリー・ファリス
製作総指揮/ロバート・グラフ、ゾーイ・カザン、ポール・ダノ
脚本/ゾーイ・カザン
出演/ポール・ダノ、ゾーイ・カザン、クリス・メッシーナ
    アントニオ・バンデラス、アネット・ベニング

(100点) 妄想彼女が現実に降臨

デビュー作で天才!ともてはやされた青年小説家だったが二作目が書けずスランプな日々。
友達も恋人もなく、話し相手は兄貴と精神科の医者だけ。
そんな小説家が夢に出てきた女の子に一目ぼれ?
そしてその女の子との物語を夢中で書き始める。
すると創作したヒロインが物語と同じ設定で恋人として部屋に出現!!
頭がおかしくなったかとパニックになるが、どうやら本当にいるようだ。
理想の恋人と理想的な同棲生活がスタート。
しかし、自分の創造物なのに一人歩き始める彼女に翻弄されて・・・。


PG12の年齢制限は劇中で上映されているゾンビ映画の笑っちゃうくらいえげつない残酷描写のせいだったのね。
まあそれは良いとして、モテない男子中学生的妄想映画で私の好物だった。
雑誌でスチールを見てベルギーのシュールな短編映画「ハーピア」を思い出し興味を持ったのだがラブコメだった。
アート系の劇場での公開だったので芸術志向の小洒落た映画かと思ったがメジャー会社の娯楽映画ラブコメだった。
でも映像は綺麗。
なかなか良かったのだが、家でチラシを確認したら主演の二人は実生活でも夫婦らしく、しかもヒロインを演じたゾーイ・カザンの脚本だと知り、ちよっと気持ち悪い感じがした。
映画は面白かったのでパンフを買おうかと思ったが、紙切れ一枚を折りたたんだプレスシートだったので買わなかった。


(2013年3月ミリオン2にて有料鑑賞)

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