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え ~ が ~ 天 獄

嗚呼、天国か地獄か、それなりに行き詰まりのパラダイス。
映画を中心に、あくまで個人的好き嫌いで感想紹介。

ホビット 思いがけない冒険

2013年01月08日 | ファンタジー
2012年 ニュージーランド 170分 ファンタジー
監督/ピーター・ジャクソン
出演/マーティン・フリーマン、イアン・マッケラン、リチャード・アーミティッジ

(70点) 3D感は凄いがどこかテレビっぽい超大作

ホビッド族のとっつあん坊やが他の種族の冒険に無理矢理付き合わされる冒険ファンタジック巨編。
巨人や巨人や巨人に襲われつつ竜退治の旅に出るねん。


ロードオブザリングの大ヒット再びを狙って作られたのだろうか、ロードオブザリングの前の話で外伝的な三部作の一作目らしい。
3D感は結構あって楽しいのだが、なんか舞台劇風の海外ホームコメディーテレビドラマみたいで、映画っぽくはなかった。
つまんなくはないけど、続編が待ち遠しい!とまでは思えなかった。
ちょっと期待しすぎた。


(2013年1月2日中川コロナにて有料鑑賞1600円)

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タイタンの逆襲

2012年10月08日 | ファンタジー
2012年 アメリカ(ワーナー) 99分 ファンタジー/アクション
監督/ジョナサン・リーベスマン(「世界侵略:ロサンゼルス決戦」)
出演/サム・ワーシントン、レイフ・ファインズ、ロザムンド・パイク

(50点) 魅力には欠けるがそれなりに超大作なのでそれなりには観れる

神々の骨肉の争いが世界崩壊の危機に。
ゼウスの息子にして半分人間のペルセウスがまたもや戦いの旅に借り出される。
老け顔のヒロインアンドロメダ女王の軍隊と合流し、ポセイドンの愚息のチャラ男を仲間にして一つ目巨人とコンニチワ、発明ジジイとコンニチワ、そしてサヨウナラ。
そんなこんなで絶対神ゼウスと世界を救うのだ!
そんなペルセウスをヘタレの息子が見ているぞ。


前作はファンタジー映画と言うよりも軍事アクションの印象だったが今作は二週間前にレンタルDVDで観たのだが、もう何も覚えていない。
怪獣映画として楽しみたかったのだがポスターに出てくるモンスターもあんなん出てたっけ?と言うほど印象に薄い。
一つ目巨人サイクロプスもほとんど登場するだけ。
なんか自慢の一人息子がとても勇者ペルセウスの息子とは思えないリアルな怯え顔が印象深く、また前作ではチョイ役になってしまったアンドロメダ女王がヒロインになっていたのは良いがババ臭い顔で華がない。
前作ヒロイン・主役を差し置いて魅力満点だった女戦士はどこへ?
それらしきお婆さんがいたけど、まさかね。
監督は「世界侵略:ロサンゼルス決戦」の人らしくて、納得。
個人的にギリギリつまんなくは無いけれど観たことさえ忘れてしまう超大作だった。


(2012年9月新作五本1,000円レンタルにて鑑賞)

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魔法少女を忘れない

2012年09月10日 | ファンタジー
2011年 日本 90分 青春/ファンタジー/ライトノベル
監督/堀禎一 原作/しなな泰之
出演/高橋龍輝、谷内里早、森田涼花、碓井将大、前田亜季、伴大介

(80点) ライトノベル原作のオタク系美少女深夜アニメタッチの青春映画の秀作

高校生の悠也にある日突然美少女の妹が出来た。
彼女は元魔法少女で、やがてみんなから忘れられていく存在。
彼女を連れてきた母親は仕事で家にいなく、二人での生活が始まった。
その夏、元魔法少女の妹と友人たちと過ごした日々。
輝かしく大切な青春のひと時だったが妹の存在が忘れらていく時がやってきた。


ライトノベルが原作らしいが、私にとっては「したがる母さん」の堀禎一監督作品と言うことで観たかった映画だった。
ミニシアターでの短期上映を見逃してしまったのでレンタルDVDでの鑑賞。
なんかライトノベルの原作を深夜枠でオタク向けに作った純文学タッチの美少女アニメを低予算で実写化したような映画で、破綻していると言うか、そー言うノリと言うか、ある意味アヴァンギャルドな一本。
でも結構面白く鑑賞できた。
自分より若い未亡人となった義母とセックスしながら暮らす青春群像劇の「したがる母さん」と通じるもがあって、個人的にはなんかドキドキしたわー。
幼馴染の準ヒロインの森田涼花の喋り方がアニメ口調で独特の雰囲気を醸し出していた。
意外と心に残る一編。
好き嫌いは分かれると思うけど。



(2012年9月レンタルDVD準新作50円セールにて鑑賞)

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ヒューゴの不思議な発明 3D日本語吹き替え版

2012年04月16日 | ファンタジー
2011年 アメリカ(パラマウント) 126分 児童文学/映画愛
監督/マーティン・スコセッシ
出演/エイサ・バターフィールド、クロエ・グレース・モレッツ
    ジュード・ロウ、ベン・キングズレーサ

(95点)映画少年スコセッシの愛が詰まった3D映画

みなしごヒューゴ君はパリの駅の内部で内緒で住んでいた。公安官に見つかったら孤児院に入れられてしまう。時計職人だった亡き父が見つけてきた機械人形を修復することだけを支えに生きてきたが、その材料を調達するために万引きしつづけてきた駅構内の玩具屋に見つかって形見の手帳を取り上げられてしまう。
そんで色々有って美少女と出会って機会人形を修復し、そこに隠されていた映画創世記にまつわる事実と出会い、いろいろあって感動のラストシーンに続く。


面白い!
いやいや、映画ファンにはたまらんッスよ!
劇場予告編で観たら全然面白そうじゃなかったんだけど、テレビCMで月世界旅行など映画創世記へのオマージュ作品だと知って見たくなった。
まず、3Dが見事!これほど3Dを堪能できる映画は珍しい。逆にこれ2Dじゃーもたない。とくに前半は嫌な奴しか出てこないし正直退屈する。3D演出でのワクワク感でなんとかしのげるので劇場で3Dで観るしかない映画だった。
面白かったのは映画内で紹介される創世記のルミエール兄弟の映画やメリエスの月世界旅行なども3Dになってしまっているところ。
そこは3Dになってちゃいかんだろう!と思いつつ妙な迫力があって楽しかった。
「キック・アス」での殺人マスクガールのクロエちゃんの美少女っぷりも楽しい。
しかし、巨匠マーティン・スコセッシがこれほど映画大好きの映画少年だったとは!?

面白かったので映画のバックボーンが知りたくてパンフを買ったけど、なかなか豪勢なパンフで良い出来だったが何故か映画創世記の解説はなくて肩透かし。


(2012年4月1日中川コロナにて金券900円+3D代300円にて鑑賞)

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ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2

2011年07月24日 | ファンタジー
20011年 イギリス/アメリカ(ワーナー) 130分 ファンタジー
監督/デヴィッド・イェーツ 原作/J・K・ローリング 脚本/スティーヴ・クローヴス
出演/ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソン
    ヘレナ・ボナム=カーター、レイフ・ファインズ、アラン・リックマン

(79点) 広げた大風呂敷は畳みきれていないが頑張って盛り上げた最終回

恐怖の大王ヴォルデモートの弱点「分霊箱」を探して壊す旅を続けるハリー・ロン・ハマイオニーの仲良し魔法三人組。遂にホグワーツ魔法学院が戦場となり友人や先生たちが次々と戦死して行く。そしてとうとうハリーはヴォルデモートとの最終決戦に挑む。次々と明らかになる秘密、シリーズ8作、10年に渡る学園ファンタジー大作ここに完結。

誰アンタ?という登場人物の大活躍!なんでアンタ?というヒロインの登場、イチャイチャするなロン・ハマイオニー!などいろいろと観客の私を置いてけぼりにしモヤモヤさせっぱなしだったがそれなりにフィナーレ。結局のところ期待したほどのハリーの活躍は見られなかったが原作がおそらくそうなのだから致し方ない。一番キャラが立っていたと感じるスネイプの物語が見れてそこそこ満足。
10年間劇場で観続けたので最終回はI-MAX 3D吹き替え版で堪能。
やっぱりI-MAXは別格で気持ち良く3Dを楽しめた。でも3Dってアトラクションに近くて映画としての感動は得られにくいと感じた。
10年間、物語ではなく美少女ハマイオニーの成長を見続けたのだが、やっぱりロンってのはないわー。映画制作者もそのつもりでキャスティングしてなかったと思うので違和感は拭いきれないものがあるが、それでも完結してホっと一息。


(2011年7月17日(日)109シネマI-MAX 3D吹き替え版2,200円にて鑑賞)

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ダレン・シャン

2011年05月02日 | ファンタジー
2009年 アメリカ 109分 ファンタジー/青春/ホラー
監督/ポール・ワイツ
出演/クリス・マッソグリア、ジョシュ・ハッチャーソン、ジョン・C・ライリー
    ジェシカ・カールソン、渡辺謙
(60点) 有名原作だがイマイチ魅力に乏しい青春ホラー

僕はダレン・シャン。親友を救うためにバンパイアと取引をして半吸血鬼になったけれど、その親友が「俺が吸血鬼になりたかった!」と激怒。バンパイアと対立するバンパニーズの仲間になって闘うハメに。オミャーのために家族を棄ててフリークスたちのサーカスで生活することになったのに・・・。嗚呼、僕はダレン・シャン、とかなんとか言ってフリークスサーカスの猿少女とラブラブ。

ハリー・ポッターあたりから始まったファンタジックブームの中、ベストセラーとして本屋でよく見かけた「ダレン・シャン」、待望の映画化らしいが、なんかおもいっきりコケたみたい。そこそこ凝った作りをしているのだが、主人公と友人の描き方があっさりしていて魅力ゼロ。なんかテレビシリーズの第一話スペシャルみたいなノリだが第二話を観るかどうかは不明。映画もシリーズ化を想定しているようだが作られるかどうかは不明。
二週間ほど前に観たのに最後まで観たかどうか覚えていないほど印象に残らない映画だった。原作は人気作のようなので、きっともっと面白くなったろうに。

(2011年4月DVD100円レンタルにて鑑賞)

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魔法遣いに大切なこと

2011年04月24日 | ファンタジー
2008年 日本 100分 ロマンス/ファンタジー/青春
監督/中原俊
出演/山下リオ、岡田将生、田中哲司、鶴見辰吾、永作博美
(50点) 綺麗だし意外と盛り込まれてるけど、物語が、ない・・・

魔法遣いが普通に存在する世界を舞台に、魔法使いの遺伝子を持つヒロインが田舎から都会に出てきて魔法省の紹介で魔法使いの先輩夫婦の家で修行しながら成長しつつ、ほのかに恋したりするのだが、魔法使いの遺伝子には短命という欠陥があった。

公開当時からチラシの美少女に魅せられていた。「書道ガール」でその山下リオにさらに魅了されたので主演作であるコレを観たのだが、なんか本編のサイドトーリーのような中身の無い映画でちょっと困った。
意外と登場人物が多く作りこまれている。ピュアな田舎少女が優しい人たちの中で成長したり恋したりするのだが、肝心の物語が描かれず急に終わってしまう。それなりに印象には残るが雑誌の付録程度の感動しか得られない。
脇役では目立つ山下リオだったが主役では目立たなかった、と言っても初出演映画なので評価を下すには早いかも。1800円出して観る映画ではない。ファンなら我慢できる出来。

調べたら本当にアニメとか小説で人気を得た作品のサイドストーリーだったみたい。
こんなちっぽけな映画なのに世界観だけは作り込まれてるなと思ったら、やっぱりそうか。ヒロインは本当はアニメの声を担当した宮崎あおいにオファーしたらしいが、蹴られたみたい。
山下リオはお姉ちゃんが大塚ちひろだとか。大塚ちひろも好きなのでビックリ。


(2010年5月頃DVD100円レンタルにて鑑賞)

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おかしなおかしな石器人

2011年02月28日 | ファンタジー
1981年 アメリカ 92分 ファンタジー/コメディ
監督/カール・ゴットリーブ 特撮/デビッド・アレン
出演/リンゴ・スター、バーバラ・バック、デニス・クエイド
(89点) 「恐竜百万年」のパロディ映画、意外とケッ作。

原始時代、野蛮なについていけなかったリンゴ・スターはを追い出され愉快な仲間たちと出会い恐竜に追われつつ道具や火を手に入れる。ブロンド美女から慕われるがナイスバディのバーバラ・バックのことが忘れられない。とかなんとか言いつついろいろあってリンゴ・スターはハッピーエンド♪

マンガチックな恐竜のユーモラスな動きを堪能できる本格的ストップモーションアニメによる最後の恐竜映画。
特撮も素晴らしいがこのての映画にしては珍しくドラマ部分もしっかりしている。原始時代映画の名作「紀元前100万年」や「恐竜100万年」をベースに「2001年宇宙の旅」や様々な映画のパロディが随所に盛り込まれ、なかなか楽しい。かなりの男尊女卑映画ではあるし、基本的にリンゴ・スターのアイドル映画。
第二ヒロインのボンド・ガール バーバラ・バックばかり目立ち真ヒロインがそんなに魅力的ではないのがちょと残念。
「ワオーン!」と遠吠えをする恐竜が楽しい。

(2011年2月ツインパックDVD代引き込み1713円にて鑑賞)
 同梱作品「ジャックと悪魔の国」


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ジャックと悪魔の国

2011年02月27日 | ファンタジー
1962年 アメリカ(日本劇場未公開) 94分 ファンタジー/特撮
監督/ネイザン・ジュラン 特撮(モデルアニメ)/ジム・ダンフォース
出演/カーウィン・マシューズ、トリン・サッチャー、
    ジュディ・メレディス、ウォルター・バーク
(80点)名作「シンドバット七回目の航海」の正統なパチモン映画

悪しき魔法使いの王がイギリス国王になろうと二つ目巨人を使ってお姫様を誘拐。それを農夫の青年ジャックが救ったことで国王から騎士としてお姫様の護衛を頼まれる。魔法使いは魔女や双首巨人を使ってお姫様をさらったりし、ジャックは瓶詰め妖精の力を借りてタコ恐竜を使って対抗。微笑ましい死闘を繰り広げるのだ。

特撮の神様ハリーハウゼンの代表作「シンドバット七回目の航海」の企画を蹴ったプロデューサーが同じスタッフ・キャストを呼びつけて低予算で作った類似作品。流石にハリーハウゼンは断ったらしく19歳の天才特撮アニメーター ジム・ダンフォースが特撮を担当。チャチな造型で評価の低い本作だが「七回目の航海」よりも小慣れた感じがして、チープな人形も魔法の産物として見ればコレはコレで有りとも思えて、案外面白かった。
構成・ストーリー・怪物のデザイン、まんま「七回目の航海」と一緒だがそれと比べると写真を見ただけで本編が観たくなる代物ではない。でも、恐竜映画と二枚組1,500円のDVDで観るには十分の面白さだった。

(2011年2月ツインパックDVD代引き込み1713円にて鑑賞)
 同梱作品「おかしなおかしな石器人」


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トワイライト・サーガ2/ニュームーン

2010年12月11日 | ファンタジー
2009年 アメリカ 130分 恋愛/ホラー/ファンタジー
監督/クリス・ワイツ
出演/クリステン・スチュワート、ロバート・パティンソン、テイラー・ロートナー
    アシュリー・グリーン、ダコタ・ファニング 、ラシェル・ルフェーブル
(45点)一作目は好きだがコレは苦手な話で辛い通過点

吸血イケメンとアメリカン女子高生の純愛映画パート2。
ラブラブになったはずだったが、ベラは最上級の血を持っていることが判明。こんな美味しそうな血を前にして吸えないなんて無理!と吸血イケメンとその仲間は去っていく。イケメンに振られてご乱心のベラに別のイケメンが寄り添いベラもふらふらするがそいつは狼男だった。やっぱり吸血イケメンじゃなきゃ駄目とベラは駆け出す!


評判はイマイチだと知っていたが、まー、つまんないこと!一作目が好きだったが二作目は見逃していた。2010年12月現在公開中の三作目は評判がいいので二作目の本作をレンタルで観たのだが、つまんねー。なんで、こんな話になるの?魅力的だったヒロインがネガティブな馬鹿女になってしまって思わせぶりな態度で男を傷つけるのに、それでもモテモテ。あーヤダ。ヒロインもブサイクに見えてしまった。予言吸血少女アリスは可愛かった♪それでも後半はなんとか持ち直してきて、3作目のエクリプスは観たくはなった。

(2010年12月レンタルDVD100円にて鑑賞)

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ハリーポッターと死の秘宝 PART1

2010年11月28日 | ファンタジー
2010年 アメリカ(ワーナー) 146分 ファンタジー
監督/デイビッド・イェーツ
出演/ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソン
(80点) 相変わらず活躍しないハリーにモヤモヤ

魔法界の救世主、伝説のメガネ君ことハリー・ポッターが活躍しそうで活躍しない人気シリーズ最終章の前編。
ダンブルドア先生亡き後、魔法界は闇の帝王ヴォルデモート一派が支配し始めていた。ハリーと仲間たちはヴォルデモートの不死の秘密である“分霊箱”を見つけて破壊するための旅に出るが、次々に襲い来る敵との闘いの中で3人の絆が揺らぎ、ロンが出て行ったり、その間にハーマイオニーとイチャイチャしたり、ロンが戻ってきたり、捕まったり逃げたりと、いろいろあって次回に続く。


原作は読んでないけど映画はずっと観ているので最後まで観なくてはならない。
正直エマ・ワトソン演ずるハーマイオニーが好きで見続けているのだが、ヒロインだと思っていたらどうも違う展開で歯がゆい思いで観続けている。なんでロンとくっつくねん!原作がそうだから仕方ないのだろうけど、なんか嫌。しずかちゃんがスネ夫に取られた気分、不二子ちゃんが次元と出来ちゃった感じ。いや別にルパンと不二子に付き合えとは言わんけど次元と出来ちゃあ駄目だろう。今回ちょっとハリーとハーマイオニーの間が少し接近したのでひょっとしてと思ったけどロンがなかなか手強い。
しかし、まあ本当にハリーが全然活躍しない。実は私、ハリーに雰囲気がソックリ。とくにハリーが情けなくなるとさらに似てしまうので妙な心持ちで観てしまう。次回、最終回では活躍してくれるのだろうか?

(2010年11月TOHOシネマにてポイントにて鑑賞)

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タイタンの戦い (1981年版)

2010年10月05日 | ファンタジー
1981年 アメリカ(MGM=CIC)  113分 ファンタジー/特撮/ギリシャ神話
監督/デズモンド・デイヴィス 製作/チャールズ・H・シニア
製作・特撮/レイ・ハリーハウゼン(引退記念作)
出演/ハリー・ハムリン、ジュディ・バウカー、ローレンス・オリヴィエ
   バージェス・メレディス、クレア・ブルーム、マギー・スミス
(70点) 古き良きコマ撮り怪物を観るだけの映画。

オリンポスの神々のいざこざで人間界は大騒ぎ。怪物クラーケンのいけにえにされたアンドロメダ王女を救うため勇者ペルセウスは伝説のペガサスにまたがり鬼や巨大サソリの攻撃を振り払いメデューサをやっつけてクラーケンに挑む。それを天界では神々が高みの見物。ペルセウスよアンドロメダを救え!

初公開時に劇場で観ていたがクラーケン以外怪物に魅力を感じずにストーリーも子供には良くわかなくてイマイチだったことを記憶していた。それでも伝説の特撮マン ハリーハウゼンのことは知っていたし、これが引退作とも知っていたので子供ながら最初で最後の機会だったのでありがたく観ていた。今回3D映画としてリメイク版を観た直後に借りて観た。やっぱり神々のチェスゲームのような世界観がついていけず面白くなかった。また怪物も人間タイプやハゲワシ、サソリなど実在のモノが多くてモデルアニメならではの魅力が乏しかった。メデューサとクラーケンだけが見所。
主役の男があからさまにB級男優でトホホ感満点。
でも、味わいはある。コマ撮り怪物ファンは必見の名画ではある。
ところでこの映画、正月のファミリー向け作品で同時上映はソフトポルノの「類人猿ターザン」だった。ファミリー映画で金髪グラマーのオッパイ♪大らかな時代だったなー。

(1982年正月家族で劇場鑑賞、同時上映「類人猿ターザン」)
(2010年5月リメイク版鑑賞日にレンタルDVD100円にて鑑賞)


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タイタンの戦い 3D

2010年09月30日 | ファンタジー
2010年 アメリカ(ワーナー) 106分 ファンタジー/アクション
監督/ルイ・レテリエ
出演/サム・ワーシントン、ジェマ・アータートン、マッツ・ミケルセン、
   アレクサ・ダヴァロス、ジェイソン・フレミング、レイフ・ファインズ
(79点)怪獣ファンタジーと言うよりも中世の戦争映画

堕落した神に奢り高ぶった人々は反旗を翻す。遂に人間と神々の戦いが切って落とされた。オリンポスの神々の多くは人間との和解を望んでいたが全能の神ゼウスに恨みを抱く邪神ハデスはこの戦いによってゼウスを失墜させるべく暗躍する。
神に対抗できる戦士は神の血を引くペルセウスただ一人。ペルセウスは10日後に現れる最強怪物クラーケンに対抗するためメデューサの首を求めて旅に出るのだった。


特撮の神様レイ・ハリーハウゼンが1981年に製作した最後の映画を最新CGによりリメイク。ギリシャ神話を題材にした怪獣映画だったオリジナルよりも戦争冒険スペクタクルの味わい。前作よりも話が単純になって面白いが、本来ヒロインだったアンドロメダ女王の他に守護神の女剣士が登場してヒロインの座を奪っていたのがすっきりしない。ヒロインは二人もいらないし、しかも圧倒的に女剣士の方が魅力的。ハッキリ言って主役のペルセウスよりも魅力的だった。
面白かったけれど肝心の怪獣ファンタジーを観た気分は薄い。
3Dの迫力よりも3Dメガネによる暗さが気になり2Dの方が良かったのかも。

(2010年5月TOHOシネマにて3Dで1,300円にて鑑賞)

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パーシージャクソンとオリンポスの神々

2010年09月20日 | ファンタジー
2010年 アメリカ 121分 ファンタジー/青春
監督/クリス・コロンバス
出演/ローガン・ラーマン、ピアース・ブロスナン、ユマ・サーマン
    アレクサンドラ・ダダリオ、ブランドン・T・ジャクソン

(80点)オススメ!少年漫画風の冒険ファンタジー

落ちこぼれだが普通の高校生パーシーはなんと神話の神様ポセイドンの息子だった!
怪物にさらわれたお母ちゃんを救うため、さらば学園生活。パーシーは同じように神様との混血児たちが集う場所に囲われ、そこで訓練を受けつつカワイコちゃんと知り合って、敵と戦うために冒険の旅に出る。メデューサーを倒したり、カジノで遊んだりしつつ目指すは神々の国!


ハりー・ポッターの監督による似たようなノリで、神の血を引く少年と強気なヒロイン、おちゃらけな子分の三人組が現代の各地を旅しつつファンタジー世界の住人と対決する少年漫画のノリの軽い冒険モノ。
飛び抜けた面白さもないし突っ込みどころもあるが、そこそこワクワクし、ほのぼのともしていて、退屈しのぎに観るには最適の一本。


(2010年5月大阪新世界国際にて三本1,000円にて鑑賞)
 同時上映「インビクタス/負けざる者たち」「エクトプラズム」


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紅い眼鏡

2010年09月06日 | ファンタジー
1987年 日本 116分 モノトーン/パートカラー SFアクション/不条理
監督/押井守 脚本/伊藤和典、押井守 音楽/川井憲次
出演/千葉繁、鷲尾真知子、田中秀幸、玄田哲章、兵藤まこ、天本英世
(100点) 音楽と兵藤まこの顔が最高な個人的に大好きな映画

1995年の近未来、過激な特殊部隊が解隊された。ただ一人強化服とともに国外へ逃亡した男がいた。男は仲間を救うことを約束し、この国を離れた。あれから三年。
男は帰ってきた。しかし、様変わりした祖国にはかつての仲間はなく執拗に追いかけてくる刑事を振り切り、男は幻想と狂気の中を彷徨う。
そして、ネコはにゃあにゃあと鳴き、犬はワンワンと吠え、謎の美少女はじっと見つめるのだった。


押井守唯一の傑作。これが好きなので、ついつい他の作品も追っかけてしまったが、これ以外はどうも苦手。アニメ監督、押井守初の実写映画で、もともとは声優の千葉繁のプロモーションビデオとしてスタートしたらしい。
黄みがかったモノクロ映像、巧みな編集と構成によるモンタージュ、音響効果、魅力的なロケ地、声優による独特の芝居、中途半端なギャグ、などなど映画的な魅力に満ちていて楽しい。
しかし、なんと言っても川井憲次による音楽が良い。それと兵藤まこの顔。
兵藤まこの顔と音楽を堪能する映画。
待望の単体DVD化。23年ぶりに観たけど私のツボを三箇所強力に押す。好き♪
脚本家で助監督も勤める伊藤和典の撮った兵藤まこの劇中ポスターが最高!


(1987年レンタルビデオにて鑑賞、2010年セルDVD購入にて鑑賞

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