至楽

最近巷では　至楽、至楽と騒々しいですが、

昔は(今でも)
なかなか手に入らない品種で
お金があっても　経験の浅い趣味者には売ってもらえないものでした

羆然りですが
最近では　いきなり高級品種からはいられる方も
ある意味、業界にとっていいことかもしれませんが
初級品や中級品が売れなくなったとも聞きます

ここはもう中国辺りでフウラン栽培に火が付かないと
日本と韓国だけでは過剰供給で難しいのかもしれませんね

元々蘭栽培の土壌がある中国ですし
昨今の投資熱と相まって風蘭が広まれば
あっという間に日本から風蘭が消える日も？？

自然と野生ランの中国語バージョンでも出せば面白いと思いますが

さてこの至楽　あれから3ヶ月　順調です
冬場ペラペラに葉をたたむのが嫌で
元気モリモリ肉厚に作ってみました

結構丈夫な木になりましたが
総ルビーのタイプですので　子上げがイマイチ
一筋縄ではいかないようです

今付いている子は
当初　紺筋を伴い青勝ちに上がりましたが
ここにきて至楽独特の純白の天葉に
こういう上がり方が　この木にとっては理想なのかもしれません