キバナノセッコク 安芸錦

つい最近入手した安芸錦

この木は4年前に高知安芸市にて山出しされ
高知の熱心なマニアに譲渡され増殖された木
山出し当時はとてつもない大きな木だったようです

当初　錦と言う名の通り白縞、黄縞、紺縞の
多彩な芸だったようですが
栽培下で芸が暗み現在に至っております

今後どうすれば芸が復帰するのか
作り応えのある木です

年2作は可能ですので
そのうち山出し当時の芸を出してくれると
期待し作っていきます


さて昔、高知産のキバナは
土佐キバナノセッコクとして他の産地のキバナと区別され
重宝がられたものです

キバナノセッコクの学名は
Dendrobium tosaense Makino　(デンドロビューム　トサエンセ　マキノ)

高知市潮江山で最初に発見され
1891年に牧野富太郎博士がで新種として発表
デンドロビューム　トサエンセ　マキノと言う名の通り
学名の中に土佐の名が入ります

その本家本元の変わり　安芸錦

安芸産には神衣と言う素晴らしい品種もありますが
この安芸錦は　よりマニアの心をくすぐる木と思います