群青

もはや忘れ去られたような存在の群青です

九州産の中型紺縞品種です
御簾影のように大きくはならず上品な木です

たしか群青には２タイプあったような事を聞いたことがあります
どこがどう違うか忘れましたか青軸か薄泥軸の違いだったかも
この木は青軸に青根にみえますが薄く泥を噛んでいるよう

まあどちらにせよ
新品種がわんさか出るこの時代
影の薄い木になってしまいました

こういう木を含め
最近見かけなくなった木が
登録品種を含めても沢山あります
いざ探すとなるとなかなか手に入らないのが現状

うちではこういう品種を出来る限り
１鉢づつは作る様にしております

というのも　常に手元に置いときませんと
山取りに化けて出てくることもしばしば

見る機会の少ない昔の品種の芸は忘れがち
いざという時に品種判別ができなくなります